あそどっぐ(39)
■写真集も発売した“世界初の寝たきり芸人”の「大目標」!
「多目的トイレで順番待ちしていると、たまに若いカップルが出てくる。多目的」
「生後1か月の甥っ子がヨチヨチ歩きを始めたとき、おじを超えたな」
『脊髄性筋委縮症』で、顔と左手の親指しか動かせず24時間態勢でヘルパーがつく寝たきり芸人が伝えたいのは、「感動」ではなく「笑い」。
すでに写真集『あそどっぐの寝た集』(白順社)も出版しているが、今年達成できなければ引退と決めている目標がある。
「『徹子の部屋』に出演することです。でも今年も半分近くが終わっているのに声がかからないので、黒柳さんに直接交渉するしかありません(笑)」と熊本から伏せったままラブコールを送る。
森田かずよ(40)
■障害者パフォーマーの「リーダー」的存在!
「肩ひじ張らず、しなやかに活動を続ける強さを持っています」
と、森田を評するのはCo-Co Lifeタレント部代表の岡安さん。
生まれながらに、二分脊椎症、先天性奇形、側弯症の障害がある森田だが、18歳より表現の世界へ。
奈良の劇団を経て、義足や車イス姿で、女優やダンサーとして舞台に。
同・事務所と提携しながら、『Co-Co Life☆女子部』の編集スタッフとしても活動し、アドバイザー的な役割もこなしている。
濱田祐太郎(28)
■お笑いの“頂点”をとった盲人漫談家の「大好物」は?
ピン芸人の日本一を決める『R-1ぐらんぷり2018』でチャンピオンとなった濱田。
生まれつき左目は見えず、右目は明るさを感じ取れる程度で「表情や動きを使っての笑いができない」というハンディキャップを乗り越えての快挙だった。
その後、仕事の依頼が増え拠点の大阪以外での活動も多く少々お疲れぎみのよう……。そんな吉本芸人の活力源は「炊きたてのごはん」。
普段は自分で炊くこともあるそうだが、「作って待ってくれている人がいれば理想です!」と妻夫木聡似の甘いマスクに“応募者”は殺到しそうだ。