――佐藤さんは舞台でダイダラボッチのボーカル、始として歌うときは、どんな気持ちでした?

佐藤 自分自身を抑えるジレンマみたいなものがあって。自分はこうやりたいんだけど、始じゃなくなってしまうとか。ライヴ中ってやっぱり高揚するじゃないですか。

松本 うん、それを抑えるのが大変だよね。

佐藤 でも1公演だけそういうことを考えずに、リミット外してみたんですけど。

松本 うん。開演前に、今日はおもいっきりやるからって言ってたよね。

佐藤 そうそう。でも、やっぱりぜんぜん始じゃないなと思った(笑)。

――ドラマからバンドとしてやってきて、舞台の千秋楽はグッとくるものがあったのでは?

松本 ああ~、もう終わっちゃうのか~とは思いました。もっとやりたいなと。

佐藤 だいたい舞台って終わり際になると、次のシリーズの話とかをみんなでしゃべり始めるんですよ。だから、そんなに悲しくはなかったですね。

松本 せっかくベースも練習したし、またやりたいよね。

佐藤 うん、やりたいね。

俺は流司が笑ってくれたら、うれしい

――普段のおふたりはどんな感じなんですか?

佐藤 今しゃべっているような感じですね。

松本 そうだね。いじり合いというか。なんか俺は、けっこう流司が笑ってくれたら、うれしいんですよ。

佐藤 がっくん、急に奇声あげたりするよ。ロケバスで普通に二人でゲームしてて、でっかい声で「いい~!」とか言い出すんで(笑)。

松本 そう、パワープレイに弱いから(笑)、流司は、めっちゃ笑いますよ。それが気持ちいいんですよ、俺。で、自分が楽しくなっちゃう。

佐藤 基本的に二人ともローテンションなんで、ゆる~くしゃべってるときに、急にデカい声で言ってくると、そりゃ笑っちゃいます。

松本 アハハハハ!