紗栄子バッシングの幕開け
しかし、どうも世の中はそう解釈しなかったようで、紗栄子バッシングが始まります。作家の岩井志麻子センセイは『5時に夢中!』(MXテレビ)で紗栄子を「種どろぼう」と名付けましたが、これは世間の気持ちを代弁したものかもしれません。「ダルビッシュの優秀な遺伝子を手に入れたことで、自分の地位を安泰にしている」と言いたかったのでしょう。ダルビッシュと結婚するため、無理やり妊娠に持ち込んだという、紗栄子を「ヤバい女」扱いする記事もちょくちょく週刊誌で見かけました。
2児をもうけたものの、紗栄子は離婚をし、アンチは溜飲を下げました。しかし、離婚から3年後にスタートトゥデイ社長の前澤友作氏が紗栄子との交際を宣言します。前澤氏と言えば総資産3000億円超えともいわれるザ・セレブ。紗栄子は「カネに対する嗅覚がすごい」と、またしてもヤバい女扱いされていましたが、これは完全なやっかみでしょう。カップルというのは双方に交際の意思がなければ成立しないもの。富豪の心をつかむ何かをきっちり紗栄子が提供しているからこそ、交際が成り立っているのです。
やっぱり紗栄子はヤバい女なんかじゃない。今、その思いを強くしています。紗栄子との関係を清算した前澤氏は、現在は女優の剛力彩芽と交際していますが、このカップルは世間の冷ややかな視線にもめげず、交際アピールに余念がありません。
前澤氏は清純派女優と交際できて舞い上がっている、剛力はカネのチカラに丸めこまれたと見る人もいるようですが、私はそうは思いません。一代であれだけの財をなした前澤氏と、生き馬の目を抜く芸能界に長くいる剛力が、そんな近視眼的なことをするとは思えないのです。
プロ野球球団を欲しいと公言している前澤氏ですが、球団が果たす企業の宣伝効果というのは、とても大きいそうです。大企業が球団を持つ理由もそこにあるのでしょう。新興勢力である前澤氏は知名度の点では、大企業にまだ及ばない部分があります。剛力との交際をSNSに上げればマスコミが食いつくことは目に見えていますから、無料の宣伝で知名度アップと見ることもできるでしょう。剛力にしても、交際を定着化させることで、結婚の外堀を埋めていると見ることもできます。交際アピールは、双方にメリットがあるのです。