テレビ朝日の看板報道番組『報道ステーション』の小川彩佳アナウンサーが9月いっぱいで降板、後任にはフリーアナウンサーの徳永有美が13年ぶりにキャスター復帰するという。
小川アナの降板にネットでは「寿退社?」「櫻井翔とゴールイン?」などざわついた。
「『週刊文春』によれば2人は4月に破局していて、櫻井にはすでに新恋人がいるそうですが、それ以上に驚いたのが後任に徳永を抜てきしたことです。
徳永はテレビ朝日同期入社のディレクターと結婚していた当時、内村光良との不倫が報じられ、出演していた『内村プロデュース』『スーパーモーニング』を降板しました。当時としては、大スキャンダルでした」(スポーツ紙記者)
徳永は2004年から1年間、報ステのスポーツコーナーを担当したが、05年に同局を退社し、ウッチャンと結婚。09年には長女、13年に長男を出産すると子育てに専念していた。
「2年前からAbemaTVの番組に出演していましたから、いずれは地上波に復帰するのではと思われていましたが、まさか看板番組の『報ステ』とはね。アナウンサーとしての実力は問題ありませんが、やはり当時のいきさつを知っている人はあまりいい印象を持たないかもしれません」(同)
徳永と同じように、結婚、出産後に報道番組のキャスターに復帰している元アナウンサーといえば『サタデーステーション』(テレビ朝日)の高島彩、『NEWS23』(TBS)の雨宮塔子がいる。
「高島も雨宮も局アナ時代は、人気・実力共にトップクラスの看板アナでした。現在高島は家庭と仕事を両立する理想のママ、雨宮はバツイチになり子ども2人をフランスに残して帰国しましたが、子どもと前夫が彼女の背中を押してくれたそうで自分の道を歩いています」(テレビ局スタッフ)
10月からは元NHKアナウンサーの有働由美子が『NEWS ZERO』(日本テレビ)のキャスターを務める。
「有働はこれからは、とにかく現場を大事に自ら『現場に行きたい』と言っています。徳永、高島、雨宮、有働は、それぞれの局を代表するアナウンサーだっただけに、その手腕が見ものです。
ただナレーションの上手さ、進行の手際の良さはもちろんアドリブ力や相手に対する配慮や、コメント力など、甲乙つけがたいですが、やはりそのすべてのバランスが取れているのは有働かもしれません」(テレビ局関係者)
元看板アナたちのニュース戦争が始まる。
<取材・文/小窪誠子>