カホコは、“ばあば”こと亡き祖母(三田佳子)との約束“家族を守る”ことはできるのか──。
「脚本は盛りだくさんの物語を考え抜き、悩み抜いた末に完成させました。さんざん話し合い、展開を熟知していても“なんて読後感がいいんだ!”と、幸せな気持ちになる内容です」
亡き“ばあば”登場! “じいじ”の口癖の理由も判明
問題山積みのカホコを導いてくれるキーマンで“ばあば”が登場する。
「連ドラで“ばあば”が亡くなる撮影をしていたころに、続編をやろうと盛り上がっていたので、三田さんは寂しそうでした。最終回にカホコの夢の中に登場していただいたら、“参加できてよかった”と喜んでくださった。
ファミリーが1人もかけることなく続編にするにはどうしたらいいか考え、カホコのターニングポイントになるシーンに登場してもらっていますので、ご期待ください」
毒舌キャラの初を演じた竹内は新境地の作品に。
「クールを装った初は、口は悪いけど実は優しい。初は、遊川さんそのものなので、とにかく暑苦しい(笑)。竹内君も初をつかむのに苦労したようです。今作の初は、白馬の王子様ではなく人間くさい、弱い部分まで描いています」
カホコの両親は大平P夫妻、“じいじ”は遊川の義父からヒントを得て役柄に。
「先日、遊川さんのお義父さんに初めてお会いしたら、いきなりハグしたうえ握手、さらに僕の手をコチョコチョくすぐったんです。さすが、あの遊川さんが“暑苦しい”というだけのキャラクターでした(笑)」
今作では、“じいじ”の口癖“写真撮ろう”の理由が明らかになるそう。
カホコの成長だけでなく、さまざまな家族の問題まで描かれ、どの世代にも楽しめ“過保護”に対する考え方も変わるかも。
「サブタイトル“ラブ&ドリーム”は今作のテーマです。なぜこれがつけられたのかは、最後までご覧になるとわかります。きっと幸せな気持ちになっていただけると思います」