第3話
「子どもは、親が嫌われるようなことをしたら自分も嫌われると思っている。親は子どもが嫌われることを恐れて、言葉を飲み込み、陰口で憂さを晴らす。その背中を見て育った子どもは思うでしょう。長いものには巻かれればいい。強いやつには逆らうな。本当のことは陰で言うのが正しいんだ。だって、大好きなお父さんとお母さんがそうやっていたんだから。私は大事なひとり娘にそんな背中を見せたくはありません」
PTA廃止運動をする亜希子のせいで、クラスメートとの遊びをドタキャンされたみゆきが、学校の先生たちからなだめられている亜希子のもとへ行き、「私のママなら私が嫌われるようなことをしないで!」と訴えた際の言葉。
第4話
「私は良一さんと結婚してひとつ学んだことがあります。奇跡はわりとよく起きます」
治療のため入院することを決意したことを良一(竹野内豊)から聞かされて、きっと治ると願いを込めた言葉。
第5話
「プレゼンでは1位以外、何の意味もありません」
入院する良一の代わりに、良一の会社で一時的に働くことに。上司にプレゼンのプランが大丈夫か心配されて、元キャリアウーマンならではの力強い言葉。