――欠点も大事なんですね。ところで、松嶋さんのチャームポイントでもあったホクロですが、こんなに大きかったかな? と思いました。
高須「いい視点だね! この連載でも大反響だった“ホクロは年々成長してデカくなり、ババくささのシンボルになる”というボクの意見ですが(記事はコチラ)、松嶋さんのホクロも20代のときに比べて確実に大きくなってるでしょ。それにイボも目立ってきてる。ホクロもイボも年齢とともに成長するものだから、ここらへんで縮小手術したり、取っちゃってもいいかもしれない!」
――ホクロやシミはレーザーなどで取れるのはうかがっていましたが、イボはどうするのですか?
高須「同じくレーザーです。顔全体に数か所あっても、1年もあればきれいになると思うよ。とにかく、ホクロ・シミ・イボは育つと思っておいたほうがいい! みんなも“アレ?”って思ったら、美容外科へ相談に行くことをお勧めします」
理想体重は若い頃のプラス3キロ
――では、美女代表としてもよく名前があがる米倉さんでも気になる点がありますか?
高須「これはひと目でわかるよ! ヤセすぎて頬骨とエラが目立ってる! 小ジワもできてるし、ちょっと研ナオコ入ってない? 20代の頃のように、少しふっくらしていたほうが彼女の骨格にはいいと思うよ」
――頬骨やエラが目立つ骨っぽい顔の方は、ある程度脂肪でフェースラインをカバーしたほうがいいんですね。
高須「そうです。脂肪が上着になるからね。それがヤセることでむき出しになると、骨っぽさが目立ち、彼女の場合、男顔になっちゃう! 今はパリコレでもヤセすぎモデルは禁止だし、世界的にもうガリガリは古いと思う。日本の芸能界もそろそろ変わるべきだね」
――確かに、女性誌でもダイエット企画は変わらず人気だし、日本のヤセ志向はまだ根強いですね。
高須「30代過ぎたら自然と顔の肉も落ちるし、理想体重としては若い頃のプラス3キロくらいでいいと思うよ。そういう意味では、篠原さんみたいな厚い肌はいいかも」
――肌が厚い? 美肌の方は肌が薄いというイメージですが……?
高須「滑らかな肌の人は確かに肌が薄いタイプだね。でも、肌が厚い人は、若い頃はニキビができやすかったりするけど、その代わりに、ちりめんジワができにくく、たるみにくいんだよ」
――なるほど。それはうらやましいですね。
高須「だけどやっぱり、篠原さんも肌が厚い人の特性で肌が荒れてるね。テレビも4K時代だし、その点では篠原さんは厳しいかも。それと、シワができるとしっかり畳み込まれる肌質だから、ほうれい線が深いね。こういった肌が硬い人はヒアルロン酸を注入してもそんなに効果が出にくいかも。目尻のシワはボトックス注射でどうにかなりそうだけど。松嶋さんの目尻もボトックスがいいね」