ミスターの “離婚トーク”
そして今回、北海道の完成披露試写会で一番の盛り上がりを見せたのが、劇中に大泉さん演じる主人公の愛車として登場するバイク・
司会に呼び込まれる形で劇場にカブを押しながら登場したのは、なんと『水曜どうでしょう』(HTB)でもおなじみ、ミスターこと鈴井貴之さん!
あまりにもカブが似合い過ぎるこのサプライズゲストは、『そらのレストラン』に鈴井さんが友情出演しているということもあり、実現したもの。
鈴井さんによればこの映画への出演はそもそも、鈴井さんや大泉さんが所属する芸能事務所・CREATIVE OFFICE CUEの社長であり、同映画のプロデューサーでもある伊藤亜由美さんから直接電話でオファーがあったことで決まったそう。
そこで大泉さんから“友情出演”の意味を改めて問われた鈴井さんは、
鈴井「この映画のプロデューサー直々に、直接電話をいただきまして。“ちょっといい役があるんだけど出てくれないか”と。あの……まぁ……離婚しましたから!! もうモメたくないんで!! ここで断ったらまた厄介なことになるからすぐ“わかりました”と、そういう“友情”なんです!!」
(※鈴井さんと伊藤さんは2017年に離婚を発表した元夫婦)
しかも今回ノーギャラで撮影に協力しているという鈴井さんは、
そんな不思議な会食の場には、
大泉「それこそ私も鈴井さんが撮影に参加してくれた日に、ご飯でも食べましょうって声をかけたら、鈴井さんが“この後プロデューサーが来ます……”って。
“なんだよその微妙な会! なんで元夫婦と一緒に飯食わなきゃいけねぇの俺!”みたいな。でもおかしなもんでねぇ、夫婦だった頃には一言も口きいてんの見たこともなかったのにねぇ、別れてから仲がいいんですよ(笑)」
そして会場に響き渡る大きな笑い声の中で、「……なんでこの離婚した夫婦の話ばっかりしなきゃいけないんだ! ほっこりとした良い家庭の映画の話をしていたいんですよ! だいたいなんで呼ぶんですかこの人! ちょっとしか出てないのに!」と突然、我に返ったようにボヤきだす大泉さん。