高精細映像4Kで撮影。必見の忍者スタイル
高精細映像の4Kで撮影しているため、時間と手間暇がかかっている。
「アクションは屋外のシーンが多かったので、天候に左右され、雨で撮影延期を余儀なくされることも何回かありました。地方ロケでは大雨のため午前中で撮影が中止に。出演者はみんなで早い時間から飲みに行っていました。そこで親睦が深まり、ますます撮影現場が和気あいあいとするようになった気がします」
要チェックは“ちっとも忍んでない忍者”の派手な目立つ衣装。新進気鋭の着物デザイナー、キサブローが手がけた個性的で異色なスタイルに。
「右左ヱ門と紅前屋親子の忍者衣装は、着物の生地を基調にスポーティーなラインを入れるなど、細かいこだわりが見られます。甲賀衆は“金属、鉄っぽい、ゴールド”の要素を加えたり、上半身編み込みの防具を入れ込んだりしました」
物語の舞台は、戦乱の世が終わり泰平の江戸時代。元忍者の右左ヱ門(内村)は江戸の町で居酒屋を営んでいたが、いつも閑古鳥が鳴いていて、家賃を取り立てる大家(薬師丸)に追い回される日々。
そんなある日、かつての忍者仲間の長次(古田)から息子(中川大志)の結婚相手・おこと(永野)の生き別れの父(堤)を探してほしいと頼まれる。
報酬ほしさに引き受けた右左ヱ門は、鈍った身体にムチ打って江戸城に潜入。そこに待ち受けていたのは、最強の現役忍者(ムロ、伊藤健太郎)だった。
右左ヱ門は無事、おことの父を探し出すことができるのか?
「すべての登場人物が個性的で、とても魅力的です。右左ヱ門はつい応援したくなるし、堤さんは惚れぼれするほどカッコいい。古田さん、中川さんの親子、ムロさん、伊藤さんの最強忍者コンビにもファンがつきそうです! 大人の女性の魅力を漂わせる薬師丸さんのたきと右左ヱ門のシーンはもっと見たいと思う人は多いでしょう」
ハラハラドキドキ、大笑いできそうな70分です。
『LIFE!』人気キャラのご先祖様が登場!
江戸の城下で瓦版を売る西之丞(田中直樹)、そして大奥で日向(ムロ)を待ちわびている黄金の方(シソンヌじろう)。
何とこのふたりは『LIFE!』の人気キャラ、ゲスニック・マガジン社の西条記者と、“ムロ待ち女”小金原聡子のご先祖様だそう! “本家”『LIFE!』ファンにはたまらないふたりをお見逃しなく!