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まず、やっぱり記憶に強く残ったのは“パワハラ”。スポーツ界はとにかくパワハラの一年でした。2020年の東京オリンピックに向けて士気が高まっているなか、大相撲にはじまり、ボクシング、アメフト、レスリングと、プロアマ含め、スポーツとは根本的にどうあるべきか、どうコーチングすべきなのか、改めてすごく考えさせられましたよね。
その一方で、今年は平昌オリンピックやワールドカップが開催され、そこでは日本人選手たちの勢いが止まらなかったですよね。オリンピックでは、フィギュアスケートで羽生結弦選手が二大会連続の金メダルを獲得。日本のメダル獲得数も過去最多の13個！ 「そだねー」が流行語大賞になった、カーリング女子の活躍などもありましたよね。ワールドカップでも、日本が決勝トーナメントまで勝ち進んで盛り上がりました。エンゼルスの大谷翔平選手もメジャー１年目から新人王の大活躍でしたね。
そして、なんと言っても私は、テニスの大坂なおみ選手に癒されました（笑）。全米オープンであれだけ強い、さすがだなという女王の貫禄を見せていたのに、喋った途端、可愛くて。すごくオシャレだし、強いし、それでいて穏やかで。同じ女性として、ああいう女性でいたいなと感じました。
芸能界の引退ラッシュ
続いて芸能を振り返ると、2018年を通して、安室奈美恵さんの引退劇が日本を一年中賑わせていましたよね。コンサートのチケットは取れないし、復活してくれるんじゃないかとか、次から次にいろんな憶測が飛び交いました。だけど、本人自身が決めて、精一杯最後まで走り続け、完全燃焼した引退の仕方は、すごく安室ちゃんらしいというか、ステキだったなと思います。
そんな安室ちゃんのプロデュースにも長年携わってきた小室哲哉さんもまた、引退を表明しました。不倫報道が直接のきっかけですけど、この不倫に関しては、妻・KEIKOさんへの介護疲れもあるだろうし、一概に責めて良いものか、さまざまな議論を呼びました。
そして引退といえば、強制わいせつ容疑で世間を騒がせた元TOKIOの山口達也さんや、飲酒及びひき逃げ事件を起こしてしまった元モーニング娘。の吉澤ひとみさんも。一瞬の判断の過ちによって、自分がいままで築いてきたものを崩してしまい、引退に追い込まれてしまうというのは、本当に残念だしショッキングでした。一見輝かしそうにみえる芸能界のなかで、おふたりともそこまで私生活が荒んでいたんだなと。
芸能人の事務所トラブルもありました。真木よう子さんや西内まりやさん、満島ひかりさんやローラさんをはじめ、いろんな方が事務所を辞められたり移籍したり、トラブルが報道されたりと、事務所関連の話題をよく耳にしましたよね。
去年のSMAP解散から、ジャニーズ事務所でも動きが色々ありました。滝沢秀明さんが裏方に専念すると宣言したのは、ちょっとびっくりしましたし、Sexy Zoneの松島聡さん、King ＆ Princeの岩橋玄樹さんがパニック障害で一時活動休止したことも記憶に新しいです。輝かしい表舞台の反面、メディアが多様化していくなかで、アイドルを続けていくということがいかに大変か。みんな重圧を抱えているんだなと感じました。
