(左から)吉川晃司、阿部寛

「すれ違っても挨拶をしませんし、目も合わせてくれません。マスクや帽子で顔を隠して、オドオドしているようにも見えますね。ドラマの役柄とは大違いですよ……」

 都内にある高級マンションの近隣住民がそう声をひそめるのは阿部寛のことだ。日曜劇場『下町ロケット』(TBS系)の“佃社長”のイメージとはまったく違うという。

「同作は池井戸潤原作で、'15年10月にドラマ化。18・5%という高視聴率を受けて、昨年10月から続編が放送されました。宇宙科学研究開発機構の元研究員が中小企業『佃製作所』の社長となり、社員たちとロケット作りの夢を追いかける物語です。

 阿部さんは主演の佃航平社長役で、大企業に臆せず立ち向かいながら、ときに人間くさい弱さも見せる男を好演。阿部さんのほか、安田顕さんや立川談春さん、竹内涼真さん、土屋太鳳さんなど、豪華なキャストが出演しましたよ」(テレビ誌ライター)

 社員にアツく語る阿部の熱演に魅了された人は多いが、私生活では違うらしい。

コソコソしても逆に目立つ

「プライベートをあまり語りませんが、阿部さんは'08年2月に15歳年下の一般女性と結婚し、'11年6月に長女が、翌年11月に次女が誕生しました。仕事の合間を縫って子どもの学校の行事にも参加するなど、よきパパのようです」(スポーツ紙記者)

 '15年11月に『女性自身』で、現在暮らすマンションに引っ越ししたことが報道された。

「阿部さんの長女が都内の有名私立幼稚園に入園したので、通いやすい場所にあるマンションに移ったんです」(芸能プロ関係者)

 それから4年がたつが、近所の人たちと付き合いがない。

エレベーターで誰かと乗り合わせると、後ろを向いてしまうそうです。エントランスなどで住人とすれ違いそうになると、引き返してしまうことも。でも、あんなに大きい身体でコソコソしても逆に目立ってしまいますけどね」(前出・近隣住民)

 有名人だけに、周囲から騒がれたくないのかもしれない。

「このあたりは芸能人もたくさん住んでいる地域なので、みんな慣れっこですよ。騒いだりサインを求めたりすることもありません。そこまで神経質になることはないと思うんですけどね」(同・近隣住民)

 一方、阿部の妻は近所付き合いに積極的なようだ。

奥さまはご近所の方やママ友とも仲よくされていますよ。阿部さんも奥さまのお友達との食事会についてくることがあるそうです。でも、彼はほとんど会話には加わらないんだとか」(阿部の知人)