──吉高由里子主演の『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)は働き方改革を牽引するヒロインが奮闘する。

上田 (元恋人で上司役の)向井理の立ち位置がステキ! 最近は敵役が多かったけど、今回はマイルドな役柄がいい。

なかはら なぜ(吉高と)別れたんだろう。ドラマは、『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)みたいだけど、それよりも軽い感じ。

折原 ゆる~く、癒してくれる吉高がいい。

なかはら 最後にビールを飲んでいるのもいい。

今期のベスト&ワーストドラマは?

──ほぼ意見が出そろったようですが、今期のワーストともいう期待はずれドラマに、折原先生は『俺のスカート、どこ行った?』、上田先生は『東京独身男子』、なかはら先生は『東京─』と『集団左遷!!』と意見が分かれる結果に。

なかはら 高橋一生福山雅治ともキャラじゃないことをやらされて、迷走している。

上田 今期のベストドラマは『きのう何食べた?』で。

折原 MVPは“何食べ”のカップル、西島と内野。ニューカマーは、金子大地と清原翔。

──若手の活躍に期待したいと思います。ありがとうございました。

<プロフィール>

折原みと(おりはら・みと)●1985年デビュー。’90年『時の輝き』が100万部を超えるベストセラーに。小説家としても活躍。『幸福のパズル』文庫版が6月13日に発売。仕事で“推しメン”俳優の岡田健史と初対面し、念願の岡田出演による『幸福─』映像化に一歩前進か?

上田倫子(うえだ・りんこ)●1986年『マーガレット』でデビュー。代表作は『リョウ』『月のしっぽ』『裸足でバラを踏め』など。最新刊『蘭と葵』第6巻(紙版&デジタル版)が発売中。最近は“着やせの神”おかだゆりさんのインスタグラムをチェックすることにハマっている。

なかはら・ももた●1991年に『ぶ~け』でデビュー。NHK朝ドラ『マッサン』の公式漫画化。『半分、青い。』のヒロイン・鈴愛の劇中漫画を担当。推し俳優・柏原収史がオーナーの『浅草苺座』に通い詰め苺ビール、苺ハイボールを愛飲する日々だが、本音はお仕事募集中!

(構成・文/島 右近)