服や髪の毛のにおい、体臭にも注意
先日、お見合いを終えた会員の宏美さん(36歳、仮名)が、お相手の男性についてこんなことを言っていました。
「着ていたスーツが、梅雨時の洗濯ものの生乾きみたいなにおいがして。それに体臭が混ざるのか、なんとも形容しがたいにおいが漂っていました。お話もはずまなかったし45分はガマンして、話が切れたところで早々に私からお見合いを切り上げました」
体臭だけでなく、「今日の方、髪の毛からヘンなにおいがした」という女性もいました。
朝子さん(34歳、仮名)は、その日、ホテルのティーラウンジの予約席でのお見合いでした。お店の方に案内されて席に行くと、すでにお相手の男性は着席していました。
「お会いしたときからヘンなにおいがしたんです。“今日はこの方と1時間話すのか”と思ったら、気持ちが重たくなりました。話もはずまなかったし、早く帰りたかった。お相手もチラチラと腕時計を見ていたので、“ああ、私と話していても退屈なのだろうな”と。
それで、30分を過ぎたころに、『そろそろ行きましょうか』とおっしゃったので、内心ホッとしたんですね」
男性が伝票を持って立ち上がり、レジに向かって歩き出したので、朝子さんは後ろからついていったそうです。
「男性が前を歩くと私が風下になるじゃないですか。髪の毛のあたりから、さらに強いヘンなにおいが漂ってきました(笑)。もう一刻も早くお別れしたかった」
「スーツがにおっていました」「体臭がありました」「髪がにおいました」とは、お相手仲人さんには言いづらく、お断りの理由は、「お話が合いませんでした」と、これまた入れました。
梅雨期や汗をかく季節は、デオドラントを忘れずに! コロンや整髪料のつけすぎにも注意ですよ。