(左から)武田鉄矢、上戸彩

 5月19日からBS-TBSで新シリーズが始まった『水戸黄門』。主演を務める武田鉄矢の評価も上々だ。「武田は17年に放送された全10話の東北編から“六代目水戸黄門”に就任。かつて、『3年B組金八先生』(TBS系)で熱血教師・坂本金八を熱演した武田が、弱きを助け強きを挫く水戸黄門役がピッタリハマったということでしょう」(テレビ誌記者)

 さすが、“ドラマのTBS”の絶妙なキャスティングといったところだが、実は武田の実態は、視聴者のイメージとかけ離れているとの一部情報も出ている。

「6月16日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、武田はファンからの写真撮影依頼は、“友達じゃない人と写真を撮るの嫌でしょ”と断る、と明言していました」(夕刊紙記者)

『金八先生の会』には参加しない

 かつて、「人という字は互いに支えあって人となる」と説教した人とは思えない言動だ。そのためか、共演者たちの評判もさほど振るわず、「バラエティ番組で、田原俊彦が年に一度開催されている『金八先生の会』に一度も参加したことがないと暴露。そのときに“武田鉄矢さんが、あんまり好きじゃない”といったニュアンスの衝撃発言をしてましたね」(前同)

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 さらに取材を進めると、出るわ出るわ……。「杉田かおる福山雅治中尾彬らも武田を嫌っているという話もある。特に福山はNHK大河ドラマの『龍馬伝』で坂本龍馬を演じるにあたり、武田から上から目線の演技指導をされて、うんざりしたとか(笑)。また、ロケに集まったファンを見て、“街灯に群がる蛾だ”と言ったという真偽不明の都市伝説も」(前同)

 さらにはこんな話まで。「金八先生の中では、特定の女生徒を、“お気に入り”にする傾向があったと聞きます。第6シリーズで目立っていた上戸彩は、これまでの生徒150名が出演した『金八先生ファイナル』に出なかった。上戸は、いつまでも先生気取りの武田が苦手だったから、出演拒否したという話もあるほど」(同)

 もちろん、本誌は武田の高潔な人柄を微塵も疑っていないが、実際は、どうなのか。芸能リポーターの城下尊之氏は逆に称賛する。「だって、鉄矢さんは正直、女好きですもん!  70歳になって、色気があって仕事にも恵まれるなんて、女好きだというのが、芸能界では定説ですね

 演じる役に深みが出るのは、本人にそういう人間臭さがあるからか。名俳優・武田には、これからも活躍を期待したい。