「美智子さまは学生時代に、テニス部に所属されていましたが、当時、関東でのランキングでダブルスが2位、シングルスでは4位という優秀な成績を収められたのです。
その裏には部活動以外にも、東京・自由が丘にある『加茂コート』で元デビス杯選手による個人レッスンも受けておられていて、とてもお上手だったんですよ」(渡邉さん)
上皇ご夫妻と同じく「秋篠宮ご夫妻もテニスが達者でいらっしゃる」と話すのは、宮内庁OBのひとり。
「秋篠宮さまが中学生のとき、東京都テニス大会に出場されたのですが、ベスト8に進出するほどの腕前でいらっしゃいました。どちらかというと、クセ球で相手を翻弄する戦術でしたね。
スマッシュを決められても、対戦相手には称賛の言葉を送られるなど、紳士的な姿勢で感心したことを覚えています。
紀子さまは、高校1年生からテニスを始められ、ご結婚後は静養先などで殿下とプレーされていました。攻撃型というより、美智子さまと同じように、何度打っても必ず打ち返される“粘り”のプレースタイルでしたよ」
眞子さま、スキー検定1級を取得
秋篠宮ご夫妻だけではなく、お子さま方もスポーツに精通されている。
眞子さまは、高校と大学時代にスキーに熱中されていた。高校時代、同じスキー部に所属していた同級生の女性が、眞子さまの腕前を語る。
「当時のスキー部は、春夏にランニングやドッジボールなどを行って基礎体力をつけ、クリスマスの時期に群馬県にある『丸沼高原』で、合宿をしていました。
合宿では能力別にクラスが分けられ、眞子さまは最初は普通クラスだったのが、高校3年生のころにはとても上達されて『全日本スキー連盟(SAJ)』のスキー検定1級を取得されていました。
1級は、高校生で取得できる中でいちばん難しいもので、この上になると準指導員の資格になるんですよ」
別の同級生女性も、眞子さまの運動神経のよさが印象強く残っているという。
「休み時間になると、中庭でバレーボールをおやりになっていたり、全校生徒が闘志を燃やす“運動会”では、フラフープを縄跳びのようにして走る『わっかでポン』という競技で、先頭走者やアンカーを任されるなど、運動神経が抜群でいらっしゃいました」