夫婦には計5人の子どもが次々と生まれたが、3年前に次男が窒息死、2年前には雅則容疑者の父親が病死すると、容疑者は仕事への意欲を失ったようだ。
「子どもさんが、冬でも半袖、半ズボンでね。服も買えないほど金に困っていたのかも。お父さんが大型バイクで出かけるのを長男が見送ったまま、ずーっと半袖、半ズボンでそこで待っとってね。“寒いから中に入らんね?”と言うと、“ここで待ってる”って」
と近所の主婦。生活面のことを市の子育て支援課に問い合わせると、
「生活保護は支給していません。でも、出産のときの一時祝い金や、児童手当などは出ていますが、金額はプライバシーに関わることなので」
衝撃的なツイート
先の藍容疑者の友人は、こうあきれ顔だ。
「もしかしたら、父親の保険金が入ってたのかもしれんが、金には苦労してたようです。でも、夫婦そろって酒が好きで、1人1日にビールを6~7本飲んでた。
それに、子どもを毎年のようにつくっとるし、わけがわからん。藍は“ピルを買いたいけど、産婦人科に行くにも金がいる”と結局そのまま」
そんな一家だったせいか、行政からの見守り対象になっていたという。
雅則容疑者の暴力もひどかった、と話すのは友人。
「ダンナは付き合い始めたころから、藍を殴る、蹴る、引きずるなどのDV(家庭内暴力)があって、それが加速していったと。殴られて家を飛び出すけど、ダンナが迎えにくると、すぐ帰るけんね」
子どもをよそに預けていて、夫婦で迎えにくるとき、藍容疑者はボコボコに殴られて歩けない状態だったことも。それで雅則容疑者が妻をおぶって来ることもあったとか。
「でも、藍もスーパーで子どもをカートに入れて押しているときにわざとひっくり返して、子どもを叩いている姿を目撃した友達もおると。子どもが道をトロトロ歩きよって、それを蹴りつけよったところも見られとる」(同・友人)
別の友人は衝撃的な話を持ち出した。
「彼女のツイッターは現在、閉鎖されとるとですが、そこに飼っとるハムスターのことを書いとった。“雄が雌の顔を半分喰ってしまった。酷いけど、もっと人間のほうが酷いのかも”って。自分たちがやった虐待のことだと思ったですよ」