夫・HGの闇営業に
しげる「ちょっと突っ込んだ質問かもしれないけど、旦那さんが謹慎されてたとき(※当時、吉本興行の『闇営業問題』でHGは無期限の謹慎となった。現在は解除されている)は何を感じていたの?」」
住谷「あのときは、ああいったかたちで週刊誌に載ってしまったらそりゃ謹慎になるよな、と思いました。それはそうですよね、あんな騒動になってしまったんですから。あと私は張本人じゃないんですけど、私のレギュラー番組もなくなったんですよ(笑)」
しげる「え~っ!?」
住谷「主人はやっぱり落ち込んでいましたね」
しげる「ずっと家にいたの?」
住谷「はい、主人は。私にも“ごめんなさい”って言ってましたけど、それ以上に“RGに迷惑がかかる。ご家族にも謝りに行きたい”とずっといってました。RGさんとも連絡を取っていたみたいで。そんなRGさんもいろんな取材や舞台で旦那のコスプレをして出演されていたり。それを見た夫はリビングで“すごく有り難いな、感謝やな”って言っていましたね」
しげる「そこで彼を支えたのが杏奈ちゃんって訳だよね?」
住谷「私、支えてたのかな(笑)?」
しげる「支えているとは思ってなかったの?」
住谷「そうですね。普段通りに生活していました」
しげ「え……旦那さんに対してLOVEはないの? LOVEだよね?」
住谷「はい、LOVEはLOVEです(笑)。でもどちらかというと普段通りに接したほうがいいかなと思ったのでそうしていました。だって謹慎中なのに慰めるというのも(笑)。でも最初のころはずっと家に閉じこもっていたので、“ランチ行くよ”って言って連れ出したりとか、“ジム行ってきたら?”とか声はかけてましたね」
――(編集部)そのとき、HGさんに杏奈さんが「芸人辞めたら?」とテレビで発言されたことがネットニュースにも取り上げられていましたが。
住谷「私、そんなこといってましたっけ?」
しげる「ネットニュースって、そういうとこばっかりピックアップされちゃうもんね~(笑)」
住谷「その仕事を辞めらたら? というよりは“もういいんじゃない?”っていうか。“お金の面なら大丈夫”っていう意味で言ったんです。謹慎期間がどれくらいなのかわからなかったというのもあるので。男の人って、生活があるから家族を養わなきゃっていうのに囚われちゃうじゃないですか。
だから私は、夫にはのびのび好きなことをやってほしくて……。今の時代、お笑いは路上でもできるし、You Tubeでもできる。視野を広げたらいろんな選択肢があるよって伝えたかったんです。“吉本の芸人”としてずっと謹慎しなくとも好きなことをやれるよ、と」
しげる「なるほどね!活字ってうまく伝わらない事があるから難しいね。昔のブログは拡散力が少なかったけど、今は、SNSでつぶやいたり発信したことがネットメディアさんを通じてどんどん拡散されていくよね~」