天然キャラでおなじみの具志堅用高(64)が、四半世紀続けていた自身のジムを7月末で閉じる。原因といわれる選手やトレーナーの離脱、そして“妻の介入”について聞くと、思いもよらない“パンチ”が飛び出した!
25年の歴史に幕、ジム閉鎖の理由とは
バラエティー番組などで幅広く活躍する、ボクシング元世界チャンピオンの具志堅用高が、7月末で自身の経営するボクシングジムを閉鎖すると発表した。
「世界チャンピオンとして13回連続防衛の記録を持つ具志堅さんは、'81年に網膜剥離を患って引退。その後、飲食店を経営しつつ、タレントへ転身しました。ちょっとズレた発言と愛想のよさでお茶の間の人気者ですが、ジムの会長が本来の顔。タレントとの二足のわらじは厳しかったようです」(スポーツ紙記者)
いまだ破られていない防衛記録を残す“名選手”であった具志堅も“トレーナー”としてはパッとしなかった。
「日本初の世界チャンピオンとなった白井義男さんと共同で『白井・具志堅ボクシングジム』を'95年に設立しました。しかし、同ジムから世界チャンピオンになったのは'17年の比嘉大吾選手のみ。その比嘉選手も、今年の3月に契約を解除してジムを去りました。具志堅さんは“比嘉が最後の砦だ”と話していましたが、彼が移籍したことで燃え尽きてしまったのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者)
比嘉は'18年の防衛戦で減量に失敗し、王座陥落。ライセンス無期限停止処分に。昨年解除され、今年2月に階級を上げて臨んだ復帰試合で勝利したのだが……。
「減量失敗の責任をとり、トレーナーの野木丈司さんがジムを去ったことが比嘉選手にとって大きかった。“再起するなら野木トレーナーと一緒に”と、比嘉はジムに伝えていたが受け入れられず、具志堅会長との信頼関係は壊れてしまった。
精神的に参っていた比嘉選手はとりあえずは残留しましたが…。減量失敗後には、会長がラジオで“比嘉は隠れてお菓子を食べる”と発言したことも。野木トレーナーは“そんな事実はないのに、なぜ身内があんなことを言うのか”と怒っていました」(ジム関係者)