仕事で嫌なことや悩みがあると、同居する母親に打ち明けている。
「母に愚痴を聞いてもらってストレスを発散しています。共感してくれた後に、アドバイスしてくれるので、自然に受け入れることができるんです」
自宅では、一緒に晩酌も。
「苦味のあるビールが好きです。20歳になったときは、お酒を飲めるうれしさと、飲めることがカッコいいと思って気を張って無理して飲んでいたけど、最近はコップに2、3杯にしています。
焼酎も好き。ソーダや水で割って飲みます。母が作ったシソや梅のジュース割りもお気に入りです」
ギターの弾き語りにハマってます
大ファンだという甲斐バンドも母親の影響。テレビ番組で、甲斐よしひろと初対面し感涙。プレゼントされたギターとヒット曲『安奈』の額入りオリジナル楽譜は家宝にしている。
「母は驚きとうれしさで涙があふれてきて、私と同じ反応でした。額はリビングに飾って大切にしています」
最近の趣味はギター。弾き語りをYouTubeで動画公開した。
「甲斐バンドの『きんぽうげ』などよく弾きます。持ち運びにも便利なアコースティックのミニギターを買ったので、撮影の合間に練習ができればと思います」
そんな撮影現場となりそうなのが、1日にスタートした土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系土曜夜11時15分~)。妖怪たちと同居することになった気弱なヒロインで、民放テレビの連続ドラマに初主演する。
「タイトルから興味をそそられました。ホラーとコメディーが融合した楽しい作品です」
ダメ男にだまされて一文なし、職なし、家なしになった主人公の澪は、妖怪であることを隠して生活している四谷怪談のお岩、酒てん童子、座敷童子、ぬらりひょんらとかかわるなかで変わっていく。
「思っていることが言えず、笑ってごまかしている澪は、私と似ています。そんな澪が、個性的で自由奔放な妖怪さんたちの言動に影響されて成長する姿に、私自身が頑張れと背中を押してもらっています。
ドラマの妖怪みたいな個性を身につけられたらいいなと思ってクランクインしたけど、自分には芸能界で必要と感じている光るものがなく、普通。普通なことは個性なのか、模索中です」
特撮オタクや漫才師を好演し、コメディエンヌぶりが評判に。
「周りに振り回される受け身の芝居では、共演者のセリフに対する表情やリアクションを意識していて、それが面白いと思っていただけたのかも。今回も妖怪を演じる先輩役者のセリフや動きに反応できるように心がけたいです」
妖怪相手に、新たな魅力を発揮しそう!
コロナに負けない!
収録は、新型コロナウイルス感染予防対策を施して行われている。
「消毒は絶対します。完璧に防御するのは難しいので、自分の身体を強くするしかないと思い毎日、乳酸菌飲料を飲んで、風邪をひかないように心がけています」
“未来予想図”を妄想
23歳の恋愛・結婚観は?
「27、28歳くらいに結婚して、1、2年は夫婦ふたりで出かけたり、旅行をしたい。30、31歳で出産。子どもは2人。できれば男の子と女の子が欲しいです。でも自分が結婚する、子どもを抱いている姿は想像できない。もうちょっと精神的に大人にならないと……」