日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)で、堺雅人演じる主人公の半沢が通い詰める、小料理店の女将役を演じているのが井川遥だ。
「銀行で疲弊した半沢が同僚たちと愚痴をこぼすのを優しく見守っています。でも、実は、北大路欣也さんが演じる中野渡謙頭取の元部下であることが第7話で判明したんです。今後、物語に深く関わっていくことになるかもしれません」(テレビ誌ライター)
作中では、どこか謎めいた存在だが、実際の井川は2児の母の顔を持つ。
「2006年に14歳年上のファッションデザイナーの松本与さんと結婚。2009年6月に長女を、2012年7月に長男を出産しました。お子さんは2人とも倍率5倍を超える難関の私立幼稚園に入園し、現在は小学生になっています」(スポーツ紙記者)
井川といえば、同世代の篠原涼子や板谷由夏、長谷川京子らと仲がよく、華麗なママ友人脈でも有名だ。だからといって、学校で変に気取ることはない。
「帽子を深くかぶったり、サングラスをかけるなどの変装はいっさいせず、学校行事にも積極的に参加しています。一般のママ友も多いみたいですよ」(井川の子どもが通う小学校の保護者)
怒ると迫力あるママの顔
一方で、テレビのイメージからは想像もできないこんな姿も見せていて……。
「お子さんが間違ったことをしたら、ほかのお母さんがいる前でも厳しく叱っています。普段のほんわかしたイメージとは打って変わって、怒るとかなり迫力があるんですよ」(同・保護者)
今年は新型コロナの感染拡大によって外出できない日が続いている。井川家も例外ではないが、自宅で過ごす時間が多くなったことで最近、ブームになっているものが。
「卓球にハマっているんです。家でもできる卓球のラケットとボール、ネットを買い、テーブルにネットを置いて、旦那さんも入れてダブルスをやっているそうです。毎回、時間を忘れて汗だくになるまでやっているんだとか」(テレビ局関係者)
井川は子どもが生まれてからも多くのドラマに出演している。2015年に放送された日曜劇場『流星ワゴン』(TBS系)でも主演の西島秀俊の妻役を演じたが、このときは長女を幼稚園に通わせていた。
「井川さんの娘さんが通っていた私立幼稚園は、保護者が参加しなくてはならない行事がとにかく多いことで有名です。運動会やバザーなどに加えて、保護者会や食事会もあり、多いときは週に3回ほど参加していました。仕事と両立させるのはそうとう大変だったと思いますよ」(井川の知人)
それでも、長女に悲しい思いをさせないために、テレビ局には“ある条件”を提案していたという。
「“幼稚園の行事には、すべて参加させてほしい”とお願いしたそうです。今でも、連続ドラマに出演する際は、“学校行事やイベントに支障が出ないようにする”というのをルールにしています。どんなに忙しくても、子育てをおろそかにしたくないのでしょう」(同・井川の知人)
“スーパーママ”井川は、半沢の心強い味方になるのか、それとも……。