仕事再開のめども立たず
ひとりでは仕事への復帰も難しそうだ。
「私もテレビ番組で華原さんと共演した際、自己紹介をすると“私は精神科医の出した薬のせいで依存症になった”と突然、激高されたことがありました。当然、そこはカットされましたが……。
このように、境界性パーソナリティ障害の人は突然、怒りを爆発させたりするので結局のところ職場でも人間関係が長続きしないのです。周囲の人や家族すらも距離を置くようになり、結果として孤立してしまう。この障害の人の中には、生活保護を受けながら孤独な生活を送るケースも少なくありません。
動画を見ると、とても不安定な状態ですから、子育ても誰かのサポートが必要です」
家族が協力できればいいが、簡単ではない。
「華原さんのお兄さんが以前テレビ番組で明かしていたのですが、激高した華原さんともめて何度も警察や救急車が来る騒動になったことが。お兄さんが華原さんを諭すと、憎しみのこもった目で睨み、“お前なんか家族じゃねぇ!”と言っているように感じたとも語っていました」(前出・スポーツ紙記者)
再び入院ということになれば、可愛いわが子とも引き離されてしまう。それは華原も望んではいないはず。
「精神的に安定しないといちばん大切な息子さんに悪影響が出てしまう。だからこそ、きちんと精神科医の診察と治療を受けてほしい」(片田氏)
華原は昨年まで5年連続でクリスマスディナーショーを行っていたが、今年はどうするのか? 毎年会場だったホテル椿山荘に問い合わせると、
「今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、年内のディナーショーの開催は中止することとなりました」
仕事を再開するめどはまだ立っていない。