年末の風物詩、NHK『紅白歌合戦』。コロナ禍の今年は、感染拡大防止のため史上初の無観客で開催されることに。そんな特別な年の紅白で、白組司会者に大抜擢されたのが俳優・大泉洋だ。
「地元・北海道のローカルタレントとして深夜番組を中心に活動していましたが、東京へ進出するとブレイクして売れっ子俳優に。昨年はラグビーをモチーフにしたドラマ『ノーサイド・ゲーム』でも主人公を好演して、ラグビーの人気アップにひと役買っていました」(NHK関係者)
今回、そんな大泉に白羽の矢が立った理由は、演技力というよりも、その北海道でのタレント時代に培った、トークやリアクションのふざけっぷり……いや、瞬発力を買われてのことだという。
「ドラマ撮影中もちょくちょくアドリブをブッ込んでくるんです。“芸能界イチのお調子者”ですから(笑)」(ドラマ制作会社関係者)
とはいえ、日本を代表する国民的番組からのオファーに、さしものお調子者も簡単に引き受けていいものかどうか「1日悩んだ」という。
絶対の信頼を寄せる“メンター”
悩める大泉の背中を押したのが“メンター”。メンターとは、仕事や人生の相談相手─指導者のこと。最近は社員育成にメンターを活用している企業も少なくない。
「大泉さんのメンターは、今年9歳になったひとり娘なんです。例年『紅白』は12月28、29、30日は終日リハーサルで大みそかが本番。家族にとって大切な1年の最後が丸ごと仕事でつぶれるわけですから、大泉さん、娘さんに“大みそかにパパが家にいなかったら嫌?”と話をしたそう」(前出・NHK関係者)
すると!
「“パパが頑張ってるところを見たい!”って。愛するひとり娘のお願いとあれば、大泉さんもそりゃ気合が入ったでしょうね」(前出・NHK関係者)
さらに、大泉には絶対の信頼を寄せるメンターがもうひとりいるのだという。
「それが、Kさんという霊能者の先生なんですよ。大泉さんって、あんな豪快キャラに見えて意外と風水や占いが大好きで(笑)。“僕がここまでこられたのは運だけ”って、運気を大事にしているんです」(芸能事務所関係者)
都内オフィス街にあるマンションの一室で鑑定を行っているというK氏。完全紹介制で一般の鑑定はお断り。せっかくなので週刊女性もK氏にコンタクトを試みたが、残念ながら会うことは叶わず……。
「Kさん、見た目はいかつくて怪しげなおじさんだそうなんですが、悩みごとや未来をズバズバ言い当てるんだって。大泉さん、親しい俳優仲間にも紹介しているくらい信頼してるみたい。今回の司会のことも、やっぱり相談したんじゃないですか」(前出・芸能事務所関係者)
先生、紅白どうでしょう?