もとの大也に戻りつつありますので
“瀬戸大也の後輩”を騙る謎の人物が、デタラメを話していたこともあったという。
「びっくりしました。大也の後輩とかいう人が勝手に、『いい先輩だったけど、携帯見たら女の人から“いつ会える?”って来てた』とか。誰でも書けちゃう、デタラメですよ」(母)
不倫報道以外は誤った情報が多いと、瀬戸本人も言っていたそう。それでも、会見を開く予定はないと話す。
「結局、会見自体がまた話題になって騒がれますよね。もう大也のこと、本当に一瞬忘れてもらいたいぐらいなのに……」(母)
またたく間に広まってしまった騒動。しかし、それがプラスに働いた部分もあったようだ。
「'19年ごろからは、重圧でおかしくなっていく大也もいましたから……。いつだって周りの目があって、どこにいても気が休まらなくて……JOCシンボルアスリートなどを辞退して、ようやっとね、肩の荷が下りたと言ってましたよ。大也だって26歳の普通の男性。スーパースターでも何でもないので……。今やっと、もとの大也に戻りつつありますので……」(母)
東京五輪での金メダルを目指している瀬戸。しっかりと練習できているのかを尋ねたところ、
「'20年のうちは処分でJISS(国立スポーツ科学センター)の施設が使えないため、個人でやっている状況ですが、練習はできています。本人は五輪で結果を出すことで、自分のことを信じてもらえればいいというスタンスみたいです」(父)
最後に母親は、
「悔しくていろいろ話してしまったけど、本当は(息子のために)我慢しなくちゃいけなかったのに……」
と気遣いを見せた。軽率な行動で身近な人たちを傷つけてしまった瀬戸。五輪で結果を出し、名誉挽回となるか。