昨年から王室側やメーガン妃側に立った暴露本が出版され話題になったが、妃自ら内幕を公表する野心はあるのだろうか。

「少なくとも、今年3月まではしないでしょう。夫の実家をおとしめるようなことをすれば、ますますバッシングが強まります。王室の後ろ盾がなくなれば、メーガン妃の活動がしにくくなります」(デーブさん)

 王室を離脱した夫妻だが実は現在、猶予期間中で今年3月にエリザベス女王(94)が改めてレビュー(再検討)をすることになっている。

夫妻の今後はどうなる?

 実はヘンリー王子は、“引退猶予”の延長を望んでいると、在英のジャーナリスト。

「今年はエリザベス女王が4月21日に95歳、フィリップ殿下が6月10日に100歳、故・ダイアナ元妃が7月1日に生誕60周年を迎えます。

 それらの日々をロイヤルファミリーの一員として過ごすことを希望しているからだと言われています」

 その後、離脱が恒久的になれば、メーガン妃の活躍の場はさらに広がりそうだが──。

メーガン妃は、芸能界での名声以上の栄誉を得ようとしていると思います」

 と語るのは、イギリス王室についての著書もある文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。

「夫妻は昨年、長男の名前からとった『アーチウェル基金』を創設しました。

 恵まれない人々に食料提供などを行いましたが、これからコロナ禍で窮乏する人たちはいっそう増えていきます。 

 アフリカや太平洋などイギリスの旧植民地地域でそんな慈善活動を行えば、名声はさらに高まるはずです」

 イギリス王室が授与する大英帝国勲章のような勲章制度を創設するのではという報道もあった。

「さらに昨年のアメリカ大統領選のときにメーガン妃は王室の不文律を犯して、投票を呼びかける政治的な発言をしました。将来的には政治家や大統領になる野心があるのかもしれません」(渡邉さん)

 冒頭の村上さんも、

メーガン妃はやることが大胆で、上昇志向を隠さない性格です。英国王室に入ったことを人生の“ステップ”としてとらえているところもあるので、次に大統領選挙への出馬を考えていても不思議ではありません」

 イギリス王室の名を利用して、さらにのし上がろうとするメーガン妃を、ヘンリー王子は惚れた弱みで黙認し続けるのだろうか……。