「信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿」と「どんなときも優しく包み込んでくれる彼」という言葉。
まず、「信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿」に惹かれたという部分ですが、これは今泉がマホトの仕事をする姿を見て、素直にそう感じたのでしょう。
実際、本当に彼はYouTuberの仕事に一生懸命で、昨年3月に開設した、ユーチューブチャンネル『マホトMAHOTO』は、登録者数72万人以上を誇り、音楽活動もしている。常に努力を怠らない立派な姿勢を貫いていたんだろうと思います。
では、どうしてここが問題ポイントなのか?
それは、今泉が“仕事に対する誠実さ”を見ただけで、プライベートな部分も含めて、彼がすべてにおいて誠実だと妄信してしまった可能性があると感じたからです。
“仕事への誠実さ”が“恋愛への誠実さ”とイコールで結びつくわけではありません。むしろ仕事に一生懸命でデキる男ほど、恋愛にだらしないというケースは多々あります。
仕事で頑張ってエリートコースに乗った男性が、調子に乗ってチャラチャラと遊びまくって女性を傷つけるというような話は、みなさんの身近でも見聞きしたことありませんか?
筆者は一般の方々からさまざまな恋愛相談を受けていますが、今泉と同じような勘違いをしてしまう女性は、実はかなり多いんです。
少し考えれば、仕事に対して真面目であっても、それが人格者である保証には一切ならないことはわかるはずです。しかし、恋に盲目になっているときはなかなかその簡単な構図に気づけなくなってしまうものなのです。
ですから彼女は、ワタナベマホトが「信念を持ち、真摯にお仕事と向き合う姿」を見せてくれていたとしても、それが彼のプライベートな部分の性格・性質を判断する材料にはならないことに気づき、冷静に見定めるべきだったのです。