この年にはもうひとつ、バトルが勃発していた。国際的ライブイベントの打ち上げの席で、YOSHIKIが布袋寅泰と大ゲンカしたという。
それから26年後の昨年、その遺恨がクローズアップされた。12月25日、YOSHIKIが自宅のあるロサンゼルスから『紅白』にリモート出演することについて、こんなツイートをしたのだ。
「もちろん日本に帰りたい。でも、いま自分のいるLAはコロナで深刻な状態になっているから、だからこそ今はここにとどまるべきだと思う」
ところが、この前日、布袋がロンドンから予定を早めて帰国。翌年1月のライブに備えてのものだが、こちらは真逆の判断だ。それゆえ、前出のツイートが「あてつけ」のように映り、実際、ネットでは布袋バッシングも起きた。
ちなみに、'94年のケンカについては和解したというものの、以来ふたりが同じステージに立ったことはない。YOSHIKIがドラムを叩き、布袋がギターを弾くという光景は夢のまた夢だ。
元カノ同士の微妙なカンケイ
男性に比べ、わかりにくいのが女性の「不仲」。例えば、ダレノガレ明美はトリンドル玲奈とのツーショットをインスタで公開。こんなコメントをつけたことがある。
「仲悪い説出てますが、仲悪くないです!!笑(略)私のせいで誤解されてごめんね」
女性が生きるうえでは、敵をつくらないことが最優先なのだろう。
ただ「恋敵」ということから、関係がギクシャクしたり、周囲が忖度することも。二宮和也と噂のあった長澤まさみと佐々木希や、妻夫木聡との交際が報じられた柴咲コウと優香、堤真一の“元カノ”同士という鈴木京香と深津絵里などは「共演NG」だという。
そういえば、鈴木は昨年、その名も『共演NG』(テレビ東京系)というドラマに主演。不仲の役者ばかりがキャスティングされるという世界がフィクションとして描かれた。実際に、そういうドラマが作られたら、大混乱とひきかえに高視聴率が期待できるかも!