女性を“モノ扱い”する「ゲス不倫」
複数の女性と関係を持つだけではなく、よりによって多目的トイレで逢瀬を重ねていた渡部建。かたや、
「妻とうまくいっていない。ひとり身になるつもりでいる」
と約束し、“離婚するする詐欺”まがいの密会を鈴木杏樹としていた喜多村緑郎。行動こそ違いがあれ、中身は悪質なゲス不倫だ。多目的トイレで情事に及ぶ猛者はなかなかいないだろうが、「別れるつもりだから大丈夫……」というマジックフレーズを駆使して肉体関係を持とうとする男性は多い。しかし、
「100人不倫する男性がいるなら、99人が“妻とうまくいっていない”と言っているでしょう」
と、池内さんは苦笑する。そして不倫の末に相手を奪ったとしても、
「略奪できた男というのは、またほかの女性から略奪される可能性が高い。本当にこの人でいいのか、と女性は立ち止まって考えることも大事」
とも。確かに芸能界でも、渡辺謙を“奪った”南果歩が、結局はほかの女性に渡辺を“奪われた”ということもあった。しかし、渡部の場合は都合のいい時間に、あろうことか多目的トイレでことに及び、1万円を支払ってサヨナラ──。
まるで風俗の延長のような不倫。このような不貞行為を万が一、自分の夫がしていたら──。どのような態度で接すればいいのだろうか?
「普通に考えれば即、離婚を決断するケース。渡部さんが行った行為は、妻に対しても、相手女性に対しても最低の行為でしょう」
確かに、渡部が女性をモノとしてしか見ていないことは一目瞭然。
「世の中の女性に対する侮辱行為とも受け取れる行為ですから」
ところが、佐々木希は献身的に渡部の復帰を後押しし、今のところ別れる様子はなさそうだ。渡部も妻の期待に応えるように、豊洲市場で真面目に働く姿が目撃されている。
喜多村も謹慎中に実家の居酒屋でアルバイトをして“禊”としながら、貴城とのヨリを戻そうとしているとも報じられた。
「渡部さんも喜多村さんも、“俺が落とした”というようなことを誇るようなジゴロタイプ。口がうまくて、頭が回るので、女性が言いくるめられてしまう可能性が高いです。普通に考えれば離婚という状況でも、口八丁手八丁で関係が続く」
言いくるめられていると感じた場合、「逆手に取ればいい」と池内さん。
「どんなにキレイな言葉でごまかしても、夫が不倫をしたという事実が消えることはありません。こうした事実で、家庭内のパワーバランスに変化が生じると思います。
妻を立ててくれる機会も増えるでしょうから、居心地もよくなる。そうなれば無理をしてまで離婚する必要はない。別れるつもりがないなら、悪事を働いた夫を都合よく扱えばいいのです」
言葉巧みに妻を言いくるめてきた夫を、今度は手玉に取る。
家事や育児に対しても積極的に参加させる、いい機会になるのかも。