職場恋愛する人は「不倫も職場で」
'20年1月に唐田えりかとの3年にわたる不倫関係が明らかになった東出昌大。その後、7月には妻である杏との離婚が成立した。多額の違約金を抱え、地道に復帰への道を歩んでいるものの不倫発覚前の活躍に比べると、見劣りしてしまう感は否めない。
一方、唐田えりかはというと騒動後、無期限の活動自粛を発表。所属事務所の事務仕事を手伝いながら、昨年末には、カメラの専門誌『日本カメラ1月号』でひっそりと新連載をスタートするなど、復帰への第一歩を踏み出した。
改めて、不倫の代償としての金銭的、時間的な損失が大きいことを見せつけた格好だが、2人の関係性を“職場の上司と部下”として見ると、共働きの夫婦にとって、明日はわが身なのかもしれない。職場には男女平等に出会いのチャンスがあるからだ。
1万4100人を対象とした相模ゴム工業『ニッポンのセックス2018年版』という調査。その中にこんな問いがある。「結婚相手/交際相手以外に、セックスをする相手とはどんなきっかけで出会ったのか?」。回答の1位は「同じ会社(22・9%)」次に「友人(14・7%)」「友人の紹介(11・8%)」と続く。「社内」こそが最人気の浮気スポットであることが判明したのだ。
「警察のように情報漏洩を防ぐため、警察官同士の結婚を推奨している組織や会社もあるのですが、多くの企業はそうではない。実は、職場恋愛をする人は、そのまま職場不倫をする率も高いです」
もちろん、不貞行為を働く男性が悪い。だが、その男性と関係を続けてしまう女性にも問題がある。「家族を壊してしまうことは避けなければいけない」と池内さんが言うように、東出&唐田の場合、バッシングの火の手が東出よりもむしろ唐田へと向かう傾向が強かった。
その背景には、東出と頬を寄せて撮った写真をプリントアウトして仲間に配るなど、唐田の行きすぎた“匂わせ”行為に対する非難も含まれている。これでは、家族の関係を意図的に壊しにいっていると解釈されても無理はない。また、別れるときも簡単ではないのだ。
「社内のセクハラ案件は、7割が不倫の成れの果て。男性の別れ方が下手すぎて、訴訟問題に発展するケースも珍しくないんです」
訴訟になればふたりの関係も職場でバレるし、男性の妻から訴えられるという最悪の結果を招くことも──。
「浮気って入り口はとても楽しいもの。でも、終わるときは修羅場なんです。まだ入り口に近い場所にいるなら、この関係性を続けるとどうなるのか想像してください」
例えば不倫相手の男性が課長で、自分が派遣社員の場合、バレたらどうなるか?
「課長は左遷させられるかもしれない。女性は職場をクビになる可能性も。自分の中で歯止めを考えるしかないんです。男性であろうが女性であろうが、既婚者が好意のアプローチを含んで声をかける時点でルール違反なのですから、その人の性格を疑ったほうがいいですよね」