1か月は困らないエサを
ストックして
前出の石井院長は、ある事例を明かした。
「ある飼い主さんは自分が新型コロナに感染したときに飼い犬のエサの買い置きがなくて困ったそうです」
そこでエサやペットシーツ、猫砂などは最低でも1か月分くらいは自宅にストックしておくこと。
災害時、動物のエサはなかなか手に入らなくなる。
「人間優先のためエサが支援物資として回ってくるのはだいぶ後です。年齢や疾患によっては支援されたエサが食べられないこともあります」(前出の当山さん)
下のリストを参考にして必要なアイテムを用意し、袋にまとめよう。
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緊急事態のために準備したい
アイテムリスト
<必ず準備しよう!>
□フード1か月分(缶詰や特別食があればそれも入れる) □リード(もしくは猫、小動物用のハーネス) □水 □フードと水を入れる容器 □ペットシーツ □猫用トイレの砂やトレー □ウエットティッシュ □フン処理用の袋 □ゴミ袋 □おもちゃ □キャリーやケージ □タオル □動物が普段使っていてにおいがついたもの □下記の動物の情報(預けるときに必須) □動物の写真(飼い主と一緒に写っているものがあればなおよい)
<あるとなお安心>
□身元確認ができるもの 例)マイクロチップ・名札など(預け先で逃げ出してしまったときなどの備えになる)
□獣医師が処方している薬や処方食のメモ
□洗濯ネット(猫がパニックになったときなどに入れるため)
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同時にペットのワクチン接種やノミや寄生虫の予防、駆除、不妊・去勢手術なども必ずしておくこと。