不倫疑惑への「謝罪文」からあざとさが……
──さて。横浜デート不倫報道から翌日、愛ちゃんは自身が社長を務める事務所『omusubi』を通じて、直筆の謝罪メッセージを発表している。かなり気になるその文書を読む。もちろん不倫は否定しているのだが、内容はなかなか練られたものであった。
《社会人の先輩として尊敬していた友人にアドバイスをいただく際に気分転換を兼ねて、外出いたしました。一緒の部屋に宿泊した事実はありません》
あくまでデートではなく“相談”であり、“部屋は2つとった”の線を主張して“容疑”を否認。「一緒のホテルに泊まった」事実もまるごと否定しているかのように映る書き方は、実に巧妙だ。現に一部ウェブメディアでは記事のタイトルが《一緒に宿泊した事実ありません」》となっている。あくまで“一緒の部屋”の部分を否定しているだけで、一緒のホテルに泊まったことには触れていないのに。そして、2日目の自宅で過ごしたことについては華麗にスルー。“打ち返さない”という高等テクニックをみせつける。
囁(ささや)かれている夫との別居・離婚説についても、
《夫婦間で子供にとって何が一番なのか話し合っていることも、併せてご報告させていただきます》
と直接表現を避けつつ、“子ども”という最強の切り札をいきなり放つ。キレのある王子サーブが決まった。ワンポイント。
今後、不倫を報じた『セブン』から、テニスボールくらいインパクトのある“56枚目のデート写真”が出てくることはあるのだろうか。地獄みたいなラリーの応酬が始まるんじゃないか……と戦々恐々なんだわサァ〜(坂田師匠)。
〈皿乃まる美・コラムニスト〉