負荷の少ない有酸素運動で元気な血液に
運動習慣は大事だけど
激しすぎるものは×
血液サラサラを保ち、脳を活性化させるために運動は大切。筋肉を鍛え、関節を柔軟にすることは将来の寝たきり予防にもつながる。
「ただ、ジョギングやスクワットのような激しい運動は、呼吸や脈が上がりすぎたり、関節に負担をかけたりして、むしろ健康にマイナスになることも。ここで紹介するようなエクササイズ程度の有酸素運動で十分ですよ」
1日1回でOK! かんたんエクササイズ
リールを巻く運動
・釣り竿のリールを巻くようなイメージで片手をぐるぐる回す。肩甲骨までしっかり動かせていることを感じながら、左右1分ずつ行うとよい。
踏み台昇降
・ステイホーム期間は、スロージョギングのかわりに、数分間踏み台昇降をしても。台の高さは30cmくらい、ひざが90度くらい曲がる高さが理想。太ももの大きい筋肉を使うことで全身の血行がよくなる。
腕ふり
・背筋を伸ばして椅子に座り、ひじを軽く曲げて大きく手をふる。軽く汗ばむ程度に数分続けると、有酸素運動効果が得られる。肩まわりの血行も改善。
知らない町を歩く
・たまには知らない道を歩いてみる。血行プラス五感がとぎ澄まされ、脳が活性化する。
つま先立ち
・歯みがきや洗い物のとき通勤電車の中などでつま先立ちをする。ふくらはぎの筋肉が鍛えられ、血流も改善。
スロージョギング
・ひじを曲げ、軽くふりながら自分のペースで早歩きする。ウォーキングで効果を得ようと思うと1~2時間かかるけれど、これなら15~20分でOK。室内で行う場合は、8の字に歩いて数分×3セットでも可。