お笑いコンビ・極楽とんぼで加藤の相方である山本圭壱も、本名の圭壱から圭一へ改名し、再び圭壱に戻した経緯がある。山本は未成年者への淫行疑惑で'06年に吉本興業を解雇され、約10年の自粛期間を経たのちに復帰。コンビとしての活動が少しずつ増えてきた矢先に、今度は加藤が事務所との“トラブル”に見舞われた格好だ。
「極楽とんぼの『と』というひらがなは、『止』がもとになっています。勢いが止まるという意味合いがあり、あまりいい文字ではありません。コンビ名も含めて、本格的な改名を検討したほうがいいかもしれませんね」
■伊藤麻衣子→いとうまい子
昭和のアイドル全盛期に人気を博した伊藤麻衣子。'95年にいとうまい子と改名して以降、徐々に再ブレイクを果たした印象だ。40代での早稲田大学入学や、最近ではロボット開発者としての活動も話題となっている。
「改名前の漢字名は、総運(氏名のすべての画数を足した数)が47画で、成功運の強い名前です。瞬く間に運勢が開花するいい名前ですが、内運が32画で、精神が不安定になりやすい一面もありました。
いっぽう、改名後は総運が15画となり、さらに最強の運勢へとパワーアップしています。ちなみに、ビートたけしさんも同じ15画。多才で、ビッグチャンスを得て大成功できる画数です。
ただし、いとうさんもビートたけしさんも、名前に『と(ト)』が入っていますね。前述したように、この字には『停止』という、あまりよくない意味合いがあります。運の強さに油断せず、十分注意が必要です」
■藤岡弘→藤岡弘、
最近は、ファミリーでのテレビ出演が目立つ藤岡弘、。50歳を過ぎて恵まれた子どもたちは、高校生から小学生までの4人きょうだい。仮面ライダーのイメージが強烈な藤岡だが、名前の最後に「、」をつけて改名していたことを、20年ほど前に明らかにした。
「名前の画数を増やしたくて、『、』や『。』を足すというケースがあります。藤岡さんや、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんなどがいい例ですが、実はこの改名にはなんの意味もありません。なぜなら、姓名学において、読点や句読点は文字として認識されないからです」
記号を足して一画増やしたつもりが、実はまったく変わっていなかったという残念な結果に!
「総運34画の藤岡さんは金運に恵まれますが、努力や苦労が実りにくい、分裂悲運という傾向もあります。藤岡さんに限らず芸能人の方は、知名度の低下を心配するあまり、中途半端な改名となってしまいがち。せっかく改名をするなら思い切って変えたほうが、大きく運勢が開ける場合もあります」