2019年6月に“闇営業問題”が報じられ、地上波番組から姿を消した宮迫。2020年1月からはYouTuberとして芸能活動を再開し、公式YouTubeチャンネル『宮迫デスッ!』のチャンネル登録者数は140万人を突破。
YouTubeは好調もで、吉本の会長は厳しい目
3月21日にアップされた千原兄弟の千原ジュニア(47)との対談動画も大いに話題を呼び、YouTuberとしては第一線での大活躍を続けている。
しかし、宮迫本人が熱望している吉本への復帰、そして地上波テレビ、“ホーム”だと話す『アメトーーク!』(テレビ朝日系)への復帰はいまだできていない。
吉本の会長は2月12日発売の『FRIDAY』(講談社)の取材に応じ、宮迫について「もう戻らんでええと思うで。いちいちYouTubeでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよ」と、極めて厳しい、突き放すコメントをしている。
「吉本会長のコメントからもわかるように、宮迫さんの吉本と地上波への復帰は、闇営業問題が報じられた当時よりも難しくなっていると言えるのではないでしょうか。そんな中、今、宮迫さんの復帰に今最も大きな影響力を持っていると言われているのが紳助氏なんです」(前出のお笑いプロ関係者)
闇営業問題が報じられた当時、明石家さんま(65)は自身の個人事務所で宮迫を預かることを表明。2019年11月には都内の一流ホテルで、テレビ局幹部などを招待した通称「宮迫を囲む会」を開催。大々的に宮迫の復帰をサポートしていたことも記憶に新しい。
また、ダウンタウンの松本人志(57)は、宮迫とロンドンブーツ1号2号の田村亮(49)が2019年7月に記者会見を行った直後、「後輩芸人達は不安よな。松本動きます」とツイートし、宮迫と亮のために動くと表明していた。
にもかかわらず、さんまでも松本でもなく、紳助氏が宮迫の復帰に影響力を持っている、とはいったいどういうことなのだろうか。
前出のお笑いプロ関係者が続ける。
「闇営業問題が報じられ、約2年が経とうとしています。さんまさんも自身のコネクションを使い、宮迫さんの復帰に尽力したわけですが、依然として前進はしていません。宮迫さんの復帰の件を話し合うために2人で食事をしたという吉本の会長の近々のコメントを見る限り、むしろ、事態は悪化しているとも言える。
また、松本さんに至っては、宮迫さんが闇営業問題勃発時の当初についてしまった“ウソ”、“闇営業ではお金をもらってなかった”という発言に強い怒りを持っているといい、現在も宮迫さんから電話もできない状態だとも言われています。そんな中にあって、紳助氏の存在感が増してきていたんです」
2月10日、宮迫は自身のYouTubeチャンネルに「【神回】島田紳助師匠が電話出演してくれました【ガチ】」と題した動画を公開。すでに10年前、2011年に芸能界を引退した紳助氏に電話をつなぎ、トークを展開した動画は当時大いに話題を呼び、動画再生回数は312万回を突破している(4月9日現在)。