Q2.「はだいろ」は差別?
→→→「差別」回答が多数!
大手コンビニチェーンの『ファミリーマート』が3月から全国で販売を始めたプライベートブランドの女性用下着で、色の表記に不適切な表現があったとして、自主回収した。
不適切な表現とは「はだいろ」のこと。人種や個人などで肌の色が異なるのに、特定の色を「はだいろ」とすることは不適切という声が寄せられたことからだった。結局「ベージュ」に変更したという。
このニュースを1000人はどう見た? 差別だと思うと答えた人は548人。
「10年以上前からクレヨンなどのはだいろは《ペールオレンジ》に変わっています。なんで今更ぶり返すのか。私は純日本人ですが褐色肌で小さいころにからかわれていたので」(50代・主婦)、「今の子どもたちにはだいろが浸透していないのに、なぜまたはだいろを復活させるんですか?」(30代・主婦)
と、「子どもに多角的な目線でものを見てほしい」との理由からはだいろ排除の声が多かった。
一方で差別ではないという人たちの意見は、「はだいろの何が悪いんですか? 日本人の黄色人種という肌の色を誇りに思ってほしい」(50代・会社員男性)、「はだいろで覚えているし、普通に言ってしまう。ペールオレンジなんて面倒な言い方を定着させるのはエゴ」(60代・無職男性)
肌の色は十人十色。それによって差別が起きることは言語道断。
Q3.「美白」はダメ?
→→→「ダメじゃない」が過半数
大手化粧品メーカーの花王は、米国で起こった黒人差別への抗議運動を受け、外資メーカーが肌の色による優劣を連想させる「ホワイトニング」などの表記を取りやめた。
これに対して美白は差別じゃないと考える人が多く、「美白目指して頑張っているのに今更取り上げる?」(20代・会社員女性)、「さんざん美白をあおっておいて今更。そもそも中間色の日本人だからこそできる表現では?」(40代・主婦)
一方で差別を感じる人の意見は、「美の基準は自分で決めたい。美白といわれても」(30代・主婦)、「自分は茶色っぽい肌の女性が好みなので美白推しは嫌でした」(40代・会社員男性)
みなそれぞれの好みがあるから一方的な押しつけはNGということ?