素顔は温厚で静かなカードゲーマー
大阪府阪南市で生まれ育った有田容疑者。どんな人物なのかというと、
「しっかり挨拶もしてくれるいい子ですよ。よくしゃべる子で、高校のときは彼女を自宅に招いたりしていました。
二十歳を過ぎたころから髪を金髪に染めていましたが、グレている様子はなかった」(近隣住民)
トレーディングカードゲームが好きだという有田容疑者。過去には上級者向けのカードゲーマーを対象とした大会で入賞を果たした実績もある。
「有田さんは府内でカードショップの店員もやっていたこともあります。温厚な性格で、各店舗にある対戦スペースで、仲間と静かに対戦していました。
髪の色は金や緑など奇抜な感じで、服装も派手ですが、周りに迷惑をかけているのを見たことは一度もありません」(カードショップ店員)
最近は会社員として働き、カードショップに顔を出す機会も減っていたようだが、マスク着用を拒否するようなことはなかったという。
そんな容疑者が起こしてしまった今回の暴行事件。なぜ、こんなことになってしまったのだろうか。
実家に住む母親のもとを訪れたが、
「知りません。失礼します」
そう言って車から自宅へ駆け込んだ。母親もマスクはしっかり着用していた。
結果的に暴行を加えたことは反省すべきだが、路上でマスクをしていないだけで口論となり、事件化した今回の一件。
感染拡大するコロナウイルスへの警戒心は強く、マスクを着用していないだけでトラブルとなるケースは枚挙に暇がない。日本中で誰がいつ、どこで不祥事に巻き込まれるかわからない混沌とした状況だ。