中国が医療破綻しなかったワケ

「指定病院については世界中同じですね。こんなことを想定して病院を作っているわけではないですから。日本は感染症対策のベッドが少ないんじゃないかと、去年からずっと言われてきましたけど、ベッドをたくさん用意しても普段は患者がいませんから、それこそ病院経営が成り立たない

 また、昔から倒産しそうな病院はありますし、今現在でも、コロナ以外で専門的な治療を求めて患者さんが集まっている病院もあるので、数軒見ただけでそんなことを言うのはよくないと思います」

 ただ、入院できないなど、たしかにコロナ患者の受け入れ先については問題がある。

中国の武漢では、無症状の人や軽症の人のための施設をたくさん作りました。そして本当に重症の人だけを相応の病院に送った。そういった病院はたくさんあるわけではないので、そこには全国から応援の医師、看護師が駆けつけた。そういったバックアップをしっかり作ったために医療がほぼ破綻しないですみました。

 日本でも、無症状の人や軽症の人を収容する施設を作る必要があったんです。それなのに、現在まで動いてこなかったために、軽症の人まで入院させてしまったり、一方、病院に入れず自宅待機するしかなくなり、結果的に自宅で亡くなるということが起こった。医療機関がどうこうという話ではなくて、バックアップの発想が日本になかったということです」

 怪しい仮想通貨騒動、ROLANDとのアパレルブランド“パクリ”騒動、愛犬譲渡騒動、そして「コロナは風邪」発言……。このところやることなすこと炎上続きのGACKT。彼の名を世に知らしめたバンド『MALICE(マリス) MIZER(ミゼル)』でも“失踪騒動”から1999年に脱退に至ったが、同年に急逝したドラムのKamiは、GACKTの脱退時、ファンクラブ会報誌で、明らかに彼を差して次のように述べていた。

世の中には自分の為だったら、何をしてもいいのか 何を言ってもいいのか、自分のことすら解ってない様な人と今まで一緒に手を組んで頑張ってきた自分が憎い。(中略)因果応報というものは必ずある。自分達の愛する音楽に、偽りや嘘をつきたくない。》

 GACKTなりに信念があるのかもしれないが、結果的にその言葉、その行動が“偽りやウソ”となってしまうことが続いている。因果応報は果たして……。