戦略的な勉強で国家資格も
※難易度は鈴木さんの評価です。★3つがいちばん難易度が高くなります
簿記検定(日商簿記検定3級) 難易度 ★★
●求人多数の事務職に就きやすい定番資格●
簿記検定には、いくつかの種類があり、代表的なのが日本商工会議所主催の「日商簿記検定」と、全国経理教育協会主催の「簿記能力検定」。いずれも簿記に関する基礎知識、実務、計算の能力を判定するための公的検定試験で、いくつかの受験級に分けられている。取得すれば求人数が多い経理や事務系の仕事に就きやすい。
宅地建物取引士 難易度 ★★★
●不動産業界で高いニーズを誇る国家資格●
宅地や建物の取引を安全かつスムーズに進めるための国家資格。宅地建物取引士資格試験に合格後、宅建士として業務に就く場合は受験した都道府県で登録申請を行い、交付を受けることが必須。宅地建物取引業者は、従業員5人に1人以上の宅地建物取引士を置くことが法律で義務づけられているため、需要が高く人気の資格。
ファイナンシャル・プランニング(FP)技能士(3級) 難易度 ★★
●資産運用に関わる多様な業界で働ける●
不動産、保険、年金などに関するファイナンシャル・プランニングの知識・技能を認定する国家資格。「ファイナンシャル・プランニング技能検定」の合格者に与えられ、受験級は1級から3級まで。似た民間資格にAFP資格、CFP資格がある。FPの知識が求められる場面は多く、さまざまな業界に活躍の場がある。
スポーツ医学検定(初級) 難易度 ★
●初級はweb検定でいつでも受験できる●
一般の人を対象にした、身体やスポーツのケガに関する正しい知識を問う検定試験。スポーツ指導者やスポーツメディカルに携わる仕事を目指せるのはもちろん、スポーツ医学に関するYouTubeを開設するという活かし方も。1級、2級、3級、初級の受験級があり、1級~3級の試験は年2回実施。初級のみweb検定で随時受験可能。
ネットショップ検定(レベル1) 難易度 ★
●就職にもフリーな働き方にも役立つ●
商品やサービスをインターネット上で売買するEコマース業界での実務能力を証明する資格「ネットショップ実務士」になるための検定試験。資格を武器にEコマース業界に就職したり、ネットショップのサイトを構築したり、自分のネットショップを開いたりとさまざまな道が開ける。
日本化粧品検定(3級) 難易度 ★
●シニア美容系YouTuberという道も●
美容に興味がある人を対象に、化粧品・美容に関する知識の向上と普及を目指した検定。美容皮膚科学や化粧品の基礎知識など、体系的に専門的な化粧品や美容の知識を学ぶことができる。美容や化粧品に関わる仕事に就くのはもちろん、シニア向けのメイク動画などを発信するYouTuberを目指すという選択肢も。受験級は1級~3級。