華原とOさんは、同年11月から本格的にキャスティングの業務提携を契約した。今年初頭からは、Oさんの尽力により仕事が次々と決まっていったという。
「ほんとに仕事を取ってきてくれる! すごい! って(笑)。そのうち、YouTubeの撮影などで、彼が自宅に来ることが多くなって、いつの間にか距離が近くなった感じですね。息子も『パパ』と言い出したし。恋愛の気持ちというより、安心感が大きかった。『この人と家族になったら楽しいだろうな』と思いました」
これまでの経験からネガティブなイメージのほうが大きかったため、結婚願望がなかったという華原だが、息子とOさんをつなげるために、籍を入れようと決めた。
「安室ちゃん衣装」の真相
そして2人は華原の誕生日に入籍をすることに。しかし、すでに気分は気の置けない『家族』となってしまっていたため、ドタバタの連続だったようだ。
「10日に1回はケンカしてました。彼、しょっちゅう出張を入れるので、話し合いたいときに家からいなくなってしまうんです。
おまけに、2人とも初婚だから、書類の集め方とか名義の変更の仕方とか全然わからないので、驚くことばかりで。婚姻届を出しに行く直前まで、ほんとメチャクチャでした(笑)」
驚きといえば、オンライン上での結婚会見で、その際の服装が1997年に安室奈美恵が結婚発表をした際とソックリと話題になったが、あれは?
「私のほうがそう言われてびっくりでした。まったく知らなかったんです。そのころは忙しすぎたしいろんなことがあったので、世間の出来事をあんまり覚えていないくらいで……。
結婚会見のときは、スッキリと見える格好にしたくて、黒のニットにブーツ、チェックのスカートにしようと、思い描いていたんです。チェックだったらバーバリーだろうと。
でも思ったとおりのスカートが日本には今売ってなくて、スタイリストさんにわざわざロンドンから取り寄せてもらったんですよ。それがもう、奈美恵さんがやってたなんて……」
いやはや、朋ちゃんらしい天然ぶりは相変わらずのようだ。晴れて家族になった今、華原とOさんは、新たな一歩を踏み出したところだ。