「平成17年('05年)に『皇室典範に関する有識者会議』が開かれ、皇室に注目が集まっていました。その年の11月には紀宮殿下(黒田清子さん)が結婚され、約1億5千万円の一時金が支給されました。
その報道により、国民は改めて一時金のことを知ったと思います。眞子内親王殿下は当時、中学生でしたが、結婚したらその一時金を受け取るお立場であることから、心ない言葉をかけられ、傷つかれた可能性はあります」(山下さん)
秋篠宮ご夫妻はまだ納得できず
眞子さまが『国際基督教大学(ICU)』に進学されたのは“いじめのトラウマ”から逃れるためもあったのかもしれない。
「『ICU』は海外からの留学生や帰国子女の日本人、インターナショナルスクール出身の学生が多いので、多様性を認める文化が根づいています。眞子さまが皇族だからといって特別視されず、普通の同級生として接してくれる学生ばかりでした。
眞子さまが『ICU』に惹かれたのは“普通の学生になりたい”というお気持ちがあったのだと思います」(宮内庁関係者)
そんな思いで進学した『ICU』で、小室さんと運命の出会いを果たされた。
「中高がインターナショナルスクール出身だった小室さんも、眞子さまに対してほかの女子学生と同じように接していた。
眞子さまとしても、自分を特別視せずにプロポーズまでしてくれた小室さんは自分を救ってくれる、まさに“王子さま”というべき存在だったのでしょう」(同・前)
しかし、小室家の金銭トラブル発覚から事態は悪化の一途をたどる。結局、秋篠宮ご夫妻は小室さんに対する不信感を拭うことはできなかった。
「今年4月に小室さんが金銭トラブルの経緯やこれまでの対応を綴った文書に対して、“秋篠宮ご夫妻は、見える形になるよう努力したものと受け止められていると感じた”と、おふたりの最側近である皇嗣職大夫は明かしました。
しかし実際は、小室さん親子の一方的な言い分が書き連ねられた内容に、殿下は失望したご様子だったそうです」(皇嗣職関係者)
さらに、紀子さまも小室さんとの結婚に難色を示されているという見方もある。
「今年9月に公表されたお誕生日に際しての文書が、昨年の内容とほとんど同じだったことに違和感を覚えました。昨年、殿下が“結婚を認める”と述べられたにもかかわらず、そのことに沿われたおことばがなかったことから、妃殿下はまだ納得できていないのでしょう」(同・前)
小室さんへの強い不信感をいまだに抱かれる秋篠宮ご夫妻は、帰国した彼と、いつ面会されるのだろうか……。