“死にオチ”ラストに視聴者がっかり
人気作品ゆえに最終回に期待が高まりすぎてがっかりしてしまったのだろうか。不朽の名作『東京ラブストーリー』('91年、フジテレビ系)が6位にランクイン。リカ(鈴木保奈美)とカンチ(織田裕二)が結ばれるエンドを期待した視聴者は多かったが、原作同様ラストはさとみ(有森也実)と結ばれてしまう。
「有森さんに罪はないのに大嫌いになりました。次の日学校で“(さとみがカンチを引き止めるのに使った)おでんを見るのも嫌”と言っていた友達を思い出します」(53歳・主婦)、「こんなにがっかりした最終回はありません。当時高校生だった自分がフラれた気分で見ていた。それだけ素晴らしいドラマだったんでしょうね」(48歳・主婦)
ハッピーエンドを望む視聴者にとっては最終回はがっかりとなってしまったようだ。同作の2020年版が今月から地上波でスタートする。またヤキモキさせられちゃう!?
7位にランクインしたのは“死にオチ”。具体名があがっていた2作品をセレクト。
まずは稲垣吾郎主演の『二十歳の約束』('92年、フジテレビ系)。当時SMAPで人気メンバーだった吾郎ちゃんと人気アイドル女優だった牧瀬里穂が織りなす青春ラブストーリー。刺された吾郎ちゃんが死んでいるのか眠っているのかわからないラストが話題に。
「吾郎くんが死んでいるのか眠っているのかをめぐって友達とケンカした記憶があります(笑)」(46歳・主婦)、「ハッピーエンドにしてほしかった! 吾郎ちゃんを死なせないで!」(51歳・会社員女性)
続いては木村拓哉、中山美穂主演の大人のミステリー『眠れる森』(’98年、フジテレビ系)。最終回は犯人の仲村トオルの演技が話題にもなった同作。
ラストは中山美穂が待つ森に向かう列車内でキムタクが物を落としてしまうシーンでエンド。死んだのか眠っているのかわからないラストに放送局のフジテレビに問い合わせた視聴者もいたという。
「キムタクとミポリンが楽しく暮らすラストを期待した」(49歳・パート女性)、「キムタクは死んだの? 寝てるの? 何が原因で死んだのかわからないし当時もやもやした」(51歳・主婦)