2013年に、芸能活動をスタートする。
「前の会社が運営していたインターネット番組で演歌を歌ったんですが、それを今の事務所社長である南雲社長が見ていてくれて。『歌手としてやってみないか』と誘われて、今の会社に移籍しました。それが本格的な歌手デビューのきっかけでしたね」
南雲一範社長はもともと「南雲堂」という、70年ほど続く老舗出版社の6代目社長。だが、もともと俳優やお笑い芸人の知り合いが多く、エンターテイメントの世界には造形が深かった。ひとみんとの出会いによって、南雲社長の人生も芸能方面という新しい航路へと舵を切った形となった。
出版社所属という異例のアイドル歌手。知名度を上げるために「コメディアン」として「R-1」に2度出場したこともあったという。
「社長のお知り合いのコメディアンさんともお話して、坂本冬美さんの歌マネで『R-1グランプリ』に出場したんですけど、これが全くウケなかったんですね。2回とも一回戦敗退で……私が歌ったらシーンとしてしまって、ああ、私にはお笑いは向いていないんだな〜って思っていたら、社長が『君はやっぱり演歌に方向を定めるべきだ』と言ってくださって。『おとこはアリャリャ』という歌で、2015年にCDデビューをさせていただきました」
現在はフルアルバムが5枚を越え、演歌だけではなくポップス・ジャズなど、幅広いジャンルを歌いこなす彼女。平日は朝4時に起きて家事をし、毎日のレッスンやライブをこなしているという。
「弟は本当に、なんにもしないんです。レンジでチンもできないんで……私が全部やってあげちゃってますね。子どものころから面倒をみているんで、もうそれが普通になっちゃっていて。正直、ちょっとお休みがほしいな〜ってときもあるんですが(笑)。好きな歌を歌えるんだから、へこたれていられないなって思います!」
美容の秘訣は「注射」に「点滴」!?
ぱっちりとした大きな“瞳”、小さな顔……なんでも歌いこなせる歌唱力とはうらはらに、とても30代とは思えない少女のようなあどけなさを見せる“ひとみん”。美容の秘訣はなんなのだろうか?
「普通のみなさんとは違うかも知れないんですけど……声というか喉が弱くて、かすれたりして声が出ないときがあるんです。だから、行きつけのクリニックで、にんにく注射とか疲労回復点滴、美白点滴など、あらゆる注射や点滴を打ちまくってます(笑)
やっぱりダイレクトに身体に効く感じがしますよね。『一週間は空けなきゃだめだよ! 打ちすぎだよ』ってクリニックの先生に言われたこともあるので(笑)一週間は空けるようにしてます」