「企業に対して、費用についてきちんと説明していれば問題ありませんが,そもそも費用のかかる広告のような話なのに“取材”という受け手を惑わせるような言い方をしてしまうと、“これは詐欺だ!”と金銭的なトラブルに発展する危険性もあります」(同・法曹関係者)

 とはいえ、もちろん取材される企業側にもメリットがないわけではない。

「元スポーツ選手や最近テレビ等であまり露出しなくなった芸能人の方がインタビュアーになっている例が多く、本人に会ってみたい方やそのシステムをしっかりと理解している方が利用することには、何の問題もありません。何かと話題の小林さんのインタビューを受ければ、宣伝になると考える企業もあるでしょう」(同・法曹関係者)

麻耶の仕事先を直撃

 インタビュアーとしての活躍には期待がかかるが、『B.S.TIMES』を運営する団体の『関西ビジネスサテライト新聞社』は以前、気になるイベントを主催していた。

「'11年ごろから'17年にかけて『がんばろう関西マッチングフェア』というイベントを計14回開催しています。毎回1000人以上が来場する大きなイベントで、主催側によると“大人の文化祭”とのこと。癒し・健康・芸術・ビジネスを4大テーマに、ブースが約100種類も出展するというものでした」(前出・芸能プロ関係者)

 この中で特に気になるのが、“癒し”のテーマ。その内容はというと……。

「“陰陽師由来の占術”や“オーラ撮影&診断”“透視・霊視によるカウンセリング”など、かなりマニアックなものが多かったですね。“霊的能力”“生態エネルギー”“天からのメッセージ”といった言葉も並んでいて、少し異様な光景でした」(イベント参加者)

 國光氏による“洗脳”が一部メディアで報じられた小林の、仕事先にまで漂う“スピリチュアル臭”。詳しい話を聞くため、『B.S.TIMES』に問い合わせた。

2018年12月、幸せそうだった小林麻耶と夫の國光吟氏
2018年12月、幸せそうだった小林麻耶と夫の國光吟氏
【写真】小林麻耶と國光吟氏がまだラブラブだったころのペアルックコーデ

――小林さんが『B.S.TIMES』でインタビュアーを務めることになった経緯は?

「申し訳ございませんが、タレントさんとのお仕事に関しては内部情報にあたる部分もございますので、弊社の方から回答は致しかねます」

――『がんばろう関西マッチングフェア』というイベントを主催されていたかと。

「異業種交流会をさせていただいているのですが、その参加者の中に個人で整体や美容のサロンを経営されている方が多かったこともあって、みなさんに集まっていただける展示会として開催していました。‘17年の10月が、いったん今のところは最後ですね。もともと不定期なものですから」

 イベントは近年開催していないとのことだが、小林を起用したきっかけについては回答は得られなかった。

 國光氏と離れて家族を安心させたかと思いきや、ふたたび彼のもとに戻っていた小林。海老蔵の警戒態勢を解く“スピリチュアル離れ”は、まだまだできていないのか……。