「一昨年、ベテランマネージャーが退社したのをきっかけにスタッフの退社が相次ぎました。現在いるスタッフは、ほぼすべてその騒動以降に入社した方だと思います。仕事をお願いするたびに担当者が替わっているような状況で、所属タレントも不安を感じているようです」
スタッフが大量退社した影響か、近年同社から独立や移籍するタレントも増えている。
「事務所内で干された」
「昨年7月に南沢奈央さんが独立。今年3月には元KARAの知英さんが韓国に活動拠点を移すのを機に移籍しています。4月には高杉真宙さんが独立を発表し、5月にはパニック障害を告白した竹内愛紗さんが引退……と、看板タレントが続々と退社しています。
近年は独立するタレントが増えていますが、短期間にここまで退社が相次ぐのは異例でしょう。加えて、岡田さんの契約トラブルもあったので、事務所側に問題があると見る業界関係者は多いです」(前出・広告代理店関係者)
岡田は数年かけて、社長自ら口説き落としてデビュー。芸名に社長の名字をつけるほど、期待を寄せていたという。
「500人を超えるオーディションを勝ち抜き、TBS系『中学聖日記』で有村架純さんの相手役で鮮烈なデビューを飾りました。その後、地元の福岡放送の単発ドラマやABEMAなどの作品で主演を次々に務めることができたのは、社長自らが熱心に売り込みをしたおかげでしょう」(芸能プロ関係者)
放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では、主人公である渋沢栄一のいとこである尾高平九郎役を熱演し、ファン層も広がっていたが……。
「社長も力を注いでいたぶん、裏切られてしまったという思いが強いようですね。これまでの反動もあってか、裁判トラブル以降は岡田さんのマネージメントをする気力が湧かないようです」(同・芸能プロ関係者)
和解したはずの岡田だが、事務所の有料サイト内のブログの更新がないだけでなく、マネージャーのブログ更新も4月から途絶えている状況だ。
「公開中の映画『そして、バトンは渡された』に関する告知も行っていないのは、さすがに事務所内で干されていると思われても仕方がないですよね。来年公開の映画『死刑にいたる病』には準主役で出演。通常ならプロモーションの一環でバラエティー番組などに出るはずですが、現在の事務所の対応を見る限り、プロモーション活動も行わないかもしれませんね」(前出・テレビ局関係者)
メディアから姿を消してしまった岡田は、今何をしているのだろうか。