5位 '05年 第5回 優勝:ブラックマヨネーズ 864票
「当時の島田紳助に“完璧”と言わせた」(40代男性)
「前年に話題をさらった南キャンがスベっていてM-1の怖さを感じた」(40代男性)
「吉田さんと小杉さんの掛け合いに圧倒された。妄想をこじらせたネタが最高」(40代女性)
5位は'05年(優勝:ブラックマヨネーズ)。ナイツの塙もテレビ番組で「この優勝が完璧すぎて、'06年から'10年までの大会は“ブラマヨの呪縛”が」とコメントしているほど。審査員だった島田紳助から“時間の使い方が抜群”“完璧やったな”と大絶賛された。
第七世代の誕生
6位 '06年 第6回 優勝:チュートリアル 809票
「男前なのに変態っていうギャップが最高!」(40代女性)
「イケメンって笑えない存在だったけど徳井さんには笑わされた」(40代男性)
「満場一致の優勝は圧巻だった」(50代女性)。
6位は'06年(優勝:チュートリアル)。ファイナルラウンドでは史上初となる審査員全票を獲得して完全優勝したチュートリアル。前年の優勝者・ブラックマヨネーズと徳井はNSC大阪校13期の同期。
7位 '18年 第14回 優勝:霜降り明星 721票
「第7世代が誕生した」(20代女性)
「ジャルジャルにとってほしかった」(30代男性)
「和牛にはここで優勝してほしかった」(20代男性)
7位は、第7世代の霜降り明星が優勝した'18年。平成最後の開催となった大会で、史上初の平成生まれのコンビ。フットボールアワーの岩尾望が持っていた28歳の最年少優勝記録を更新した。
「私はこの回でしたらジャルジャルを推したいですね。'17年の“ピンポンパンゲーム”で爆笑をさらうも6位に沈み、その悔しさをバネに、ラストイヤーの'18年は“これが面白いんだ!”と自信のあるネタをぶつけ、爽やかに敗退した姿が記憶に残っています」(成田さん)
新旧入り乱れてのランキングとなったが、チャンピオンの印象が強い回、出場者たちの印象が強い回と見方はそれぞれ。今夜は神回となるかそれともーー
成田全(なりた・たもつ)
1971年生まれ。イベント制作、雑誌編集、漫画編集などを経てフリー。文学・自然科学・音楽・美術・地理・歴史・食・映画・ドラマ・テレビ・芸能など幅広い分野を横断した知識を駆使し、インタビューや書評を中心に執筆