そこに参列し、《つい最近もお会いしたばかりだったので、元気で可愛い白川さんの笑顔と笑い声が思い出されます》とのコメントを寄せたのが、所属事務所の後輩だった松嶋。老舗芸能プロマネージャーによると「まるで親友のようでした」と2人の関係性を明かす。

「二谷さんの娘でトライグループ代表取締役の友理恵さんとも仲が良く、家族ぐるみの付き合いをしていた松嶋さん。白川さんともお茶友達で、公私にわたって相談に乗ってもらう仲で、広い庭に畑も作らせてもらっていたみたい」

名バイプレーヤーへの道を歩む

 白川さんとは共演する機会も多かった松嶋。かの『ミタ』でも家政婦紹介所の少々お節介な所長役として、“三田灯”を心配して世話を焼いていたのが印象的だ。

慣れない役柄に緊張する面持ちの松嶋さんに、“そんなにガチガチにならないの”と優しくほぐしていた白川さん。いつも朗らかな笑顔で現場を明るくし、事務所の後輩からは“お母さん”として慕われていましたね。

 一方で主演級でなくとも、凛とした女性や家族を見守る母親、そして所長さんのような役もこなす演技力を備えた、ドラマや映画には欠かせない名バイプレーヤーでもありました。松嶋さんは、そんな憧れの名女優と同じ道にも踏み出そうとしているのでは。

 主演に責任を感じて現場でピリピリしていた頃とは違って、今の松嶋さんはすごくリラックスしていて周囲とも笑顔が絶えないみたいですよ」(前出・芸能プロマネージャー)

 七回忌を迎える今年、松嶋は白川さんにどんな言葉をかけるのだろうか。