子供の世話を押し付けて遊び回る
子どもを産めば自然と母性は備わってくる……なんてことはなかった。
「紗里さんは自宅で生配信を行っていたのですが、子どもがギャンギャン泣いているのに放置しているので、視聴者が児童相談所に通報したこともありました。
モッくんが嗜(たしな)めたこともあったそうですが、紗里さんは“私は母親の前に女なの!”とまったく聞く耳を持たないばかりか、“男と寝てくるから”と言って出かけ、遅くに帰ってきたら“今日は好きな人ができた。ディープキスしちゃった”などと話していたそうですよ」
遊び歩くには大河内に子どもの世話をさせる必要がある。紗里の家から出たがる大河内を引きとめるために、こんなこともしていた。
「モッくんを“孤立”させるため、紗里さんは彼の携帯を覗き見てLINEのやりとりを確認し、モッくんと友人しか知らない情報にウソを織り交ぜて彼らに吹き込むんです。だから私も、一時はモッくんのことを信じられなくなったときがありました」
大河内の携帯から画像を抜き取り、第三者に依頼してSNSにアップさせたことや、携帯の画像を勝手に削除したこともあった。
「そんなことできるのは紗里さんしかいないのに、モッくんもそうとう弱っていたんでしょうね。“私の友人に調べてもらったら、基樹のユーチューバー仲間がハッカーに頼んで攻撃している”という紗里さんの言葉を信じてしまったみたいで……。
携帯番号を2回も変更したらしいのですが、情報の流出はなくならないので“紗里の言うことは本当なんだって思った”と話していましたから」
2020年7月21日には自身のYouTubeチャンネルで生配信を行い、携帯がハッキングされていること、加藤と交際をして一緒に住んでいること、子どもについても「僕は少なくとも自分の子だと信じて全力で愛情を注いでいます」と、自らの口で語っている。
「これも紗里さんに言わされていたんです。彼女に“マスコミはなんだって私の言うとおりに書いてくれる”と言われ、脅されていたそうなんです」
個人情報が流出し、友人との関係も壊され、目まぐるしく起こる出来事に思考が追いつかず、すでに正常な判断ができなくなっていた。
「でも、生配信でモッくんは“自分の子どもだと信じて”と言ってはいますが、断言はしていません。そこは絶対に認めない、本当にささやかな抵抗だったみたいです」
毎日のように遅くまで遊びまわり、朝帰りすることもしばしば。生まれたての乳児の世話は、大河内がつきっきりでしていたという。
「子どもの泣き声で起きて、必死に寝かしつけたら泥のように眠る。そんな生活が続いたそうです。紗里さんにカラダを求められることもあったみたい。大量の安定剤を飲んで、何もできないモッくんは襲われるようにシテたって……」