《全部ゆたぼんのためなんて言ってないでしょ! 売名ですよ! 9割》

 1月29日、少年革命家YouTuberゆたぼんが、同月末に締め切りだったクラウドファンディングで目標金額380万円を達成したと、自身のYouTubeチャンネルで明らかにした。

 喜びをあらわにし、応援してくれた視聴者、出資者に感謝したゆたぼん。だが、彼の夢を達成させた当人は売名だと言い切った――。

クラファン達成も「売名」のために利用され

「小学校、中学校で不登校を貫くゆたぼんは登録者数15万人超えのYouTuberです。

 そんな彼はトラックで全国を一周し、不登校児に元気と勇気を与える『ゆたぼんスタディ号プロジェクト』実施のために、車両購入・改造費、活動費が必要だとして資金を募っていました。

 ただ、思うように資金が集まらず、26日の動画では『ヤバイです!助けてください!』と題し、視聴者に助けを求めていましたね」(ウェブライター)

 動画内では「こっちがLINE送ってるのに向こうは既読スルーしてくる人たちも多くて、結構傷ついています」、「自分の都合の良い時だけLINEしてきて、こっちがホンマに困ってる時は無視してくるなんて、ホンマの友達じゃない」と人間不信に陥っていたゆたぼん

 そんな中、救いの手を差し伸べた人物がいた。

 締め切りまで3日を迎えた29日時点で約100万円不足していたが、もみほぐし・足つぼなどのリラクゼーションスペースを提供する「りらくる」の創業者・竹之内教博社長が自身のTwitterで《ゆたぼんの夢100万円の寄付で叶えてみた》と、寄付した画像を付けてツイート。結果、一気に目標金額380万円を達成することになった。

 ゆたぼんは同日の配信で「目標金額達成しました! 支援してくださった方、おれのことを応援してくれた方ほんまにありがとうございます」と喜び、「クラウドファンディング成功せぇへんのちゃうかなって弱気になっていた時もあるねんけど、そこであきらめたらあかんって思ってちょっと寝て起きてクラウドファンディング見たら、目標金額達成していて最後まで諦めなくて良かったです」とも語っていた。

「ただ、今回は多くの人が賛同し達成したわけではなく、高額の支援が出来る企業が複数あったことなどから、ゆたぼんがお金は簡単に手に入るものと勘違いしかねないと危惧する声もあがっています。むしろ達成出来なかった方が彼の為だったのではという声まであります」(前出・ウェブライター)

 100万円の出資を表明した29日のツイートで竹之内社長は《まだ14歳の男の子が何かに向かって突き進んでいる事は素晴らしい。 甘やかしていると言えばそうかもしれない。 ただ、もし自分の子供なら私は全力でサポートする。それは甘やかしじゃない、愛です。》と語っていた。