そして、ついには“彼女”自身にも疑惑の目が向けられている。先の『ヴィレッジヴァンガード』に登場したのはセミロングの髪に、白のカットソーに黒のレギンスパンツ、黒のスニーカーを履いた女性。アイコンをそのまま“実写”にした、古塔氏本人に見えよう。しかしーー、
古塔氏か、“特定”された中年男性
「以前より、古塔氏が“可愛い女子を描く神々”と崇めていた作家は『やるっきゃ騎士』のみやすのんき先生や、『きまぐれオレンジ☆ロード』のまつもと泉先生など1980年代の少年漫画作家が多い。さらにツイッターの文面でも、ぎこちない女性言葉を使うことも見受けらていたことから、“男性なのでは?”という声も散見されました」(前出・ITライター)
そしてトレパク騒動によって動き出した、ネットの特定班がたどり着いたのが古塔氏と同じ愛知県に住む、ギターとカメラが趣味だという中年男性。
「名前をもじると“ことうつみ”にもなる40代半ばとされる男性は、YouTubeにも音楽に関する動画配信もするクリエイターのようでした。ところが、古塔氏が謝罪をしたのとほぼ同時にチャンネル自体を削除。真偽は定かではありませんが、ネット上では男性に関する“不穏”な投稿もされ始め、さらなる騒動が起きるかもしれない」(同・ITライター)
もちろん、この男性が“古塔つみ”である確証はなく、そもそも“性別・年齢非公開”だけに嘘をついていたわけではない。しかし、仮に古塔氏が男性だったのであれば、写真収まった女性は誰だったのだろうか。また、なぜ“古塔つみ=女性”と認識させる必要があったのか。支持していた若い女性らは何を思うだろうか。
現在も、古塔氏に関するネットでの疑惑追及は止まることはなく、『ポケットモンスター』の人気キャラクター「ポッチャマ」とのコラボイラストにも、“元ネタ”とされる写真が挙げられては疑いの目が向けられている。《クライアントワークは全てオリジナルです》としていた古塔氏ではあるが、あらためて弁明する機会はあるのか。