SNSで「サイゼで喜ぶ彼女」を体現
バズったこともあり、《#サイゼで喜ぶ彼女》というハッシュタグが生まれ、有名人・素人問わず、サイゼリヤで同じ商品を頼み、同じ構図で撮影した写真を投稿するなど、多くの“実写版”も誕生。バズりに乗った“いいね稼ぎ”と言ったらそれまでだが、少なくとも彼女たちに批判的な意味合いはないだろう。
最後に“彼女”が食べていたものについて。彼女はミラノ風ドリアと共にエスカルゴのオーブン焼きを食していた。この料理に対してミシュラン1つ星のシェフが、あるネットメディアのインタビューで次のように語っている。
《「エスカルゴのオーブン焼き」なんかは、どんな高級店でもサイゼリヤには敵いません。》《我々のような飲食店は、水煮されたエスカルゴをフランスから輸入して調理しているので、どうしても固くて風味が落ちてしまうんです。一方、サイゼリヤには独自の輸入ルートがあり、ヨーロッパから柔らかくて大粒なエスカルゴを選んで仕入れています。だから、香り高い高品質のものを提供できているんです。》
(以上、ミシュラン一つ星レストラン『ラッセ』オーナーシェフ・村山太一氏/『新R25』より)
そこにはデート利用も多い高級レストランにも劣らぬ味が。よく行く人もそうでない人も、恋人とでも友人とでも家族とでも、はたまた1人でも……。今日は“サイゼで喜ぶ”のはいかが?