「うちの相方はもうね、漫才をやると止まらないのよ。僕が乗って何かしゃべろうとすると口をふさがれて。お客さんがわからなくなっちゃいけないから、そこにハメる言葉が“よしなさい、やめなさい、いい加減にしなさい”しかないんだよ」
昨年12月に、お笑いコンビ『ツービート』の漫才について、こう振り返ったのはビートきよし(72)。
ビートきよしの焼肉店が閉店
相方のビートたけし(75)の自伝小説が原作の映画『浅草キッド』が動画配信サービス『Netflix』で公開されたことを受け、ラジオ番組に出演していた。
「監督としてメガホンを執ったのは劇団ひとりさん。ビートたけしさん役を柳楽優弥さんが務め、きよしさん役にはお笑いコンビ『ナイツ』の土屋伸之さんが起用されました。きよしさんは映画をまだ見ていなかったようですが、うれしそうに当時について語っていましたよ」(映画ライター)
ここ最近は芸人以外の活動もしていたきよし。'18年10月には、横浜市内に飲食店をオープンさせている。
「実業家と共同経営で『よしなさい』という焼肉店を始めました。『ツービート』時代、たけしさんが話す毒舌にきよしさんが決まり文句としてツッこんでいた“よしなさい”が店名の由来。開店時には、たけしさんから“やめなさい!”と書かれたジョークたっぷりの花輪が届いていましたよ」(スポーツ紙記者)
メディアの取材に対しては、
「お客さんとおいしい肉を食べながらだと、世間話も弾みます。肉の社交場です」
とアピール。店内で定期的にお笑いライブも開催し、後輩芸人の育成に注力していたが、その焼肉店がひっそり閉店していたというのだ。
「この間、久しぶりに近くに飲みに行ったとき、店の前を通ったら店舗にデカデカと描かれていたきよし師匠の顔もないし、全然違う店になっていたんだよ。コロナの影響で閉めることになっちゃったのかな」(近隣住民)
新型コロナウイルスが蔓延し、閉店を余儀なくされた飲食店も多いなか、きよしの店も同じ道をたどったのだろうか。現地に足を運ぶと、性風俗とホテルに挟まれた場所には、確かにまったく別の焼肉店が。